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2006年11月04日

リスクとリターンについて

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購入するファンドを選ぶ際に重要になる、リターンとリスクの解説と、
ファンドを選ぶ際に役立つ指標、シャープレシオについて解説していきたいと思います。

リスクとリターンについて
リターン(=騰落率)とは?
リターン(=騰落率)とは、一定期間のファンドの価値の変化率のことです。

ファンドは、定期に決算します。リターンは、前期と比較し、
ファンドの価値が何%増えた(または、減った)のかで表します。
リターンは、騰落率とも呼ばれます。・・・


リスクとは?
リスクとは、一定期間内に、どの程度資産の価値が変動したか?を表す指標です。

リスクは、標準偏差という数値で表されます。
また、標準偏差は、σ(シグマ)という記号で表示されることもあります。・・・


リスクという単語の意味
投資の世界では、リスクという言葉は、資産価値が上下することをいいます。
一般的には、危険という意味に使われますから、若干意味合いが異なりますね。・・・

シャープレシオとは?
シャープレシオとは、どれだけ安定して、利益をあげたのかを計る指標です。

理想のファンドというのは、リターンが高く、リスクが低いファンドだと思います。
しかし、リスクとリターンを別々に見ていたのでは、良いファンドは見つけづらいです。・・・

リターン(=騰落率)とは?

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リターン(=騰落率)とは、一定期間のファンドの価値の変化率のことです。

ファンドは、定期に決算します。リターンは、前期と比較し、
ファンドの価値が何%増えた(または、減った)のかで表します。
リターンは、騰落率とも呼ばれます。

リターンの表示方法
リターンの表示方法

ファンドのリターンのデータには、1ヶ月、6ヶ月、1年間、3年間、5年間などがあります。
ファンド購入時には、出来るだけ長い期間のデータを参考にしましょう。
なぜ長い期間の数値の方が良いのでしょうか?
ファンドがあげた利益が、"一時的"にあげた利益か、"継続的"にあげた利益か
が判断出来るためです。

継続的に利益をあげたファンドを探す
継続的に利益をあげたファンドを探す

データの見方の注意点として、1年を越える期間のリターンの場合、
一般的に1年単位で表示されることを覚えておきましょう。。
例)"3年リターン:3%"と表示されていた場合、1年あたり3%のリターンをあ
げたという意味です。

リターンは、分配金を含めて計算され、信託報酬分も考慮されて表されます。
また、多くの場合、分配金は再投資したものとして計算されています。

リターン(=騰落率)とは、一定期間のファンドの価値の変化率のことです。

2006年11月06日

リスクとは?

投資信託を徹底解説!トップ > リスクとリターンについて > リスクとは?

リスクとは、一定期間内に、どの程度資産の価値が変動したか?を表す指標です。

リスクは、標準偏差という数値で表されます。
また、標準偏差は、σ(シグマ)という記号で表示されることもあります。

標準偏差とは、統計学の言葉で、"検査結果全体の平均値"から上下に
"どの程度変動したか"をはかる指標です。
例えば、標準偏差5と表示されていた場合、平均値から上に5、下に5 変動していたことを
意味しています。
投資信託では、%で表します。
例をあげると、標準偏差:8% と表示されていた場合、平均値から上に8%、下に8%の
資産価値の変動があった という具合です。

標準偏差8%の場合の、資産価値変動イメージ
標準偏差8%の場合の、資産価値変動イメージ

なお、"検査結果全体の平均値"を求める際のデータには、
各月末の資産価値を、月毎に順に比較し、前月からの変動を集めたものが使われます。

検査結果全体の平均値を求める際のデータ
検査結果全体の平均値を求める際のデータ

資産運用は、安定して利益をあげるのが望ましいです。
毎日、激しく資産価値が上下に振れるようでは、安心して任せられませんよね?
そのため、資産価値の変動の少ない運用を行うファンドの方が、優れていると言えます。

リスクとは、一定期間内に、どの程度資産の価値が変動したか?を表す指標です。

リスクという単語の意味

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投資の世界では、リスクという言葉は、資産価値が上下することをいいます。
一般的には、危険という意味に使われますから、若干意味合いが異なりますね。

つまり、リスクが高いということは、資産価値の上下幅が、
大きく動いてしまうことを意味しています。

リスクの意味
リスクの意味

例えば、ハイリスク・ハイリターンという言葉は、期待出来る利益は大きいが、
資産価値の上下の振れ幅が大きいという意味です。
投資信託には、価格変動リスクや、金利変動リスクなどの言葉が出てきますが、
それぞれ、価格、金利の変動により、資産価値が上下するという意味です。

シャープレシオとは?

投資信託を徹底解説!トップ > リスクとリターンについて > シャープレシオとは?

シャープレシオとは、どれだけ安定して、利益をあげたのかを計る指標です。

理想のファンドというのは、リターンが高く、リスクが低いファンドだと思います。
しかし、リスクとリターンを別々に見ていたのでは、良いファンドは見つけづらいです。
リターンだけ高い、またはリスクだけ低いファンドは見つけられるのですが、
双方のバランスのとれたものは、なかなか見つけられないからです。

そこで、シャープレシオが役立ちます。

シャープレシオは、リターンから銀行預金などの元本保証利率を引き、リスクで割って求められます。
このシャープレシオを使うことで、最もリターンとリスクのバランスが良いファンドを
見つけることが出来ます。
リターンと、リスクを両方とも計算に入れているから、バランスが良いファンドを
見つけやすくなるのですね。
なお、シャープレシオは、数字の大きい方が優れています。

シャープレシオの計算式
シャープレシオの計算式

計算例を挙げておきましょう。
以下の2つのファンドを比較してみます。

Aファンド リターン:10% リスク:10%
Bファンド リターン:5% リスク:3%

一見、Aファンドの方がリターンが優れているため、良いファンドの様に見えます。
しかし、シャープレシオを求めてみると、

Aファンド シャープレシオ:1
Bファンド シャープレシオ:1.667
※銀行預金の利率は未考慮(現在非常に低いため)

と、Bファンドの方が、バランスのとれたファンドであることが分かります。

シャープレシオとは、どれだけ安定して、利益をあげたのかを計る指標です。

2006年11月24日

リスクヘッジとリスクフリー

投資信託を徹底解説!トップ > リスクヘッジとリスクフリー

リスクヘッジとは、広い意味ではリスクを回避する為の様々な行為のことです。
投資信託の場合は、主に、為替リスクを回避(=ヘッジ)する為に行う行為のことを指します。

主要な為替ヘッジの方法としては、先渡取引と呼ばれる取引で行われます。
先渡取引とは、将来の指定した日に、あらかじめ決めておいた交換レートで両替をする取引です。
"あらかじめ決めておいた交換レート"は、為替先渡レートと呼ばれます。
為替先渡レートは、交換する2通貨間の金利差分を考慮して、決められます。

ここは、少しややこしいので、計算例を挙げておきましょう。
1年後に円をドルに交換する為替先渡レート。
円金利1%、ドル金利5%、現在のドル/円レートを100円とする。

現在は、100万円=1万ドルです。
しかし、1年後には、双方に金利がつき、
101万円=1.05万ドル(円換算すると、101万円≠105万円)
になってしまいます。
これでは、ドルを出す側が損をしてしまいます。
そこで、どちらも有利にならないように、101万円と1.05万ドルが等しくなる様、
レートを調節します。101万円/1.05万ドル=96.19円
上記の計算結果、96.19円 が、為替先渡レートになります。(手数料未考慮)

為替先渡レートの計算例
為替先渡レートの計算例

リスクヘッジの長所は、為替の変動に、資産価値が上下することを防げることです。
短所としては、リスクヘッジには、手数料がかかることです。

どういう時にリスクヘッジを行うべきなのでしょうか?
自身のポートフォリオ(資産の内訳)に円建て資産をあまり持っておらず、円高になると、
資産が大きく目減りする恐れのある場合が考えられます。
逆に、円建て資産が多くある時には、しない方が良いでしょう。
リスクヘッジには手数料がかかるためです。
(予備知識)
円建てとは、売買や利息の支払いが日本円で行われる投資商品のことです。

リスクヘッジとは、主に為替リスクを回避(=ヘッジ)する為に行う行為のことを指します。

リスクフリーとは、リスクヘッジを行わないことです。

売却方法は?

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売却方法の種類には、満期償還、解約請求、買取請求の3種類があります。
各売却方法の解説は以下の通りです。

・満期償還ーあらかじめ決められた償還日に換金される方法。
・解約請求ー販売会社経由で、投資信託会社に解約を申し込む方法。
・買取請求ー販売会社に直接買い取ってもらう方法。
なお、買取請求か解約請求の場合、投資家がどちらにするか選べます。

換金は、申し込みから4~5営業日で行われます。

それぞれの売却方法の違いは、税金の扱いにあります。
利益が出た場合、満期償還・解約請求は、"配当所得"として扱われます。
買取請求の場合は、"譲渡所得"です。
また、損失が出た場合、全て"譲渡損失"になります。

売却時にかかる手数料には、信託財産留保額、解約手数料の2種類があります。
(予備知識)
信託財産留保額とは、投資家に現金を支払うために行う、
ファンド資産の売却にかかる手数料分を、投資家が負担するものです。

なお、これら2つの手数料は、全てのファンド売却時にかかるわけではありません。
両方かかるファンドもありますし、両方必要ないファンドもあります。

売却するタイミングとしては、ファンドの成績が悪化した時が考えられます。
ファンドの運用が好調な場合は、お金が必要になるまで、売却しないのがベストでしょう。
なぜでしょうか?
売却すると、売却する際、値上がり益に税金がかかるからです。
売却しない場合、値上がりしていても税金がかからず、税金分も運用することが出来ます。

利益確定させると、税金分の運用資産が減ってしまう
利益確定させると、税金分の運用資産が減ってしまう

2006年11月26日

ベンチマークに対する姿勢による分類

投資信託を徹底解説!トップ > ベンチマークに対する姿勢による分類

投資信託は、ベンチマークに対する姿勢により、2つに分類できます。
"インデックスファンド"と"アクティブファンド"です。

ここでは、この2つについて解説したいと思います。

ベンチマークに対する姿勢による分類
インデックスファンドとは?
インデックスファンドとは、設定したベンチマークと同じ成績を残すことを
目標とするファンドです。・・・


アクティブファンドとは?
アクティブファンドとは、積極的な運用で、ベンチマークをこえる収益を
目指すファンドのことです。・・・

インデックスファンドとは?

投資信託を徹底解説!トップ > ベンチマークに対する姿勢による分類 > インデックスファンドとは?

インデックスファンドとは、設定したベンチマークと同じ成績を残すことを
目標とするファンドです。
ベンチマークが下がれば、当然、成績は下降します。
ただ、こういった場合、ベンチマークを上回ろうと運用を行うアクティブファンドも、
良い成績を残すのは、困難です。

インデックスファンドの長所は、コストが安いことです。
インデックスファンドは、ベンチマークと同じように取引するだけです。
そのため、有望な企業がないか調査したり、頻繁に銘柄の組替えをする必要がないため、
調査費、売買手数料が少なくて済みます。
以上の理由から、信託報酬が安くなります。

インデックスファンドの投資方法
インデックスファンドの投資方法

短所は、ベンチマークに採用されていれば、業績の悪い企業にも投資されることが
挙げられます。(倒産しそうな企業には、投資をしないファンドもあります。)

インデックスファンドの運用は、設定したベンチマークと同じポートフォリオに
なるように、コンピューターで計算をしながら行われます。

インデックスファンドとは、設定したベンチマークと同じ成績を残すことを
目標とするファンドです。

アクティブファンドとは?

投資信託を徹底解説!トップ > ベンチマークに対する姿勢による分類 > アクティブファンドとは?

アクティブファンドとは、積極的な運用で、ベンチマークをこえる収益を
目指すファンドのことです。

ベンチマークをこえる収益をあげる方法
どうやってベンチマークをこえる収益を上げるのでしょうか?
ベンチマークのポートフォリオの中で、有望なものの比率を上げたり、
あまりよくない銘柄を買わない、もしくは、比率を下げるのが1つの方法です。

ベンチマークをこえるための、アクティブファンドの銘柄構成変更
ベンチマークをこえるための、アクティブファンドの銘柄構成変更

また、ベンチマーク自体を指定せず、ファンドが考える有望な銘柄にのみ
投資するファンド等もあります。
そのため、目論見書(投資信託会社が発行する、運用方法などを記載した資料)を読んで、
確認しておきましょう。

アクティブファンドの長所、短所
アクティブファンドの長所は、運用手腕の優れたファンドに投資すれば、
インデックスファンドより多くのリターンが期待できることです。
また、短所としては、コストがかかることが挙げられます。
コストには、有望企業を探すための"調査費"、積極的に運用を行うためにどうしてもかさむ
"売買手数料"があります。(売買手数料を抑えた運用を行うファンドもあります)。
信託報酬もインデックスファンドより高いです。

アクティブファンドを選ぶ際の注意点
アクティブファンドを選ぶ際の注意点として、投資している銘柄数を確認しておきましょう。
収益追求のあまり、極端に少ない銘柄に集中して投資していないかをチェックします。
銘柄数が少ないと、投資信託の最大の利点、分散投資の効果がなくなってしまい、
値動きが激しくなるためです。

アクティブファンドとは、積極的な運用で、ベンチマークをこえる収益を
目指すファンドのことです。

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