今月も予定通り、評価額の0.3%の取り崩しをおこないました。
私は投資資金(100万円)すべてを「全世界株式」に投資しているため、年4.5%(インフレ調整後)のリターンが期待できます。
→(参考)なぜ全世界株式が4.5%のリターンなのかは、連載第一回の最初の方をご覧ください。
そのため、月0.3%(=年3.6%)の取り崩しなら、20年以上の長期でみれば、元本をへらさずにずっと取り崩しをつづけられるはずです。では、今月は、いくら取り崩せたのでしょうか?
今月は、3,515円取り崩すことができました。取り崩し運用の内容は、以下です。
取り崩し額
今月は、3,515円取り崩せました。取り崩しは、自動でおこなわれます。
→(参考)実際の取り崩し設定の解説記事(楽天証券)
取り崩し額は、楽天銀行に自動で振り込まれます。取り崩したお金は、7月9日に振り込まれました。なお、取り崩しの際にかかる譲渡益税(利益の約20%)が源泉徴収されています。
→(参考)実際の取り崩し設定の解説記事(楽天銀行)
現在までのリターン
a.投資信託の評価額
現在(2021年7月末時点)の評価額は、1,158,218円です。
b.累計の取り崩し額
今までの取り崩し額を合計すると、19,475円になります。現在の評価額と、今までに取り崩した総額、投資額をグラフにしました。
トータルリターンとは、「含み益」・「譲渡益」・「分配金」を合計した、総合収益のことです。この運用では、「現在の評価額と、今までに取り崩した総額とを合計した金額」から、「投資した金額:100万円」を引いた額になります。現在(2021年7月末時点)のトータルリターンは、177,693円です。
2021年1月~2021年7月までのトータルリターン(率)は、17.77%(=トータルリターン:177,693円÷100万円)でした。年率に変換すると、年率32.36%*1の利益が出ています。
*1 計算式 (1+17.77%)^(1÷(7ヶ月÷12ヶ月))-1=32.36%
投資信託の保有でもらったポイント
楽天証券では、投資信託を10万円分保有するごとに4楽天ポイントが毎月もらえます。還元率は、年率:0.048%(=4楽天ポイント×12ヶ月÷10万円)です。
今月は投資信託の保有で、44ポイントもらえました。
運用している銘柄
投資している銘柄は、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)ひとつだけです。これに投資する理由は、「取り崩し運用に最適」だからです。取り崩し運用に最適だといえる理由は以下です。
まず、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は、先進国・新興国の株式に1つだけで投資できるからです。eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の投資先の割合は、以下です。
- 日本株式:5.9%
- 外国株式:81.1%
- 新興国株式:12.9%
※各割合は、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の最新の月報(PDFファイル)から取得
次に、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は、同じように全世界株式に投資する投資信託のなかで、もっとも手数料がやすい(年率:0.1144%(税込))からです。また、この「やすい手数料」は、さらにやすい手数料の商品がでてきたら、同じレベルまで引き下げられます。
投資信託の取り崩しに使っている会社一覧
楽天銀行(実際の取り崩し設定はこんな感じ)
0.3%取り崩し記事の次回の更新日
次回は、9月の第一週の金曜日(9/3)に更新する予定です。