株式の税金は?

« ほふり(=証券保管振替機構)とは | メイン | 株式投資の確定申告 »

株式の税金は?

株式投資ガイドー初心者向けに徹底解説! > 株式の税金は?

株式の売買益にかかる税金
株式の売買益にかかる税率は、2007年まで10%、2008年からは20%です。
税金の内訳は、10%(所得税7%、住民税3%)、20%(所得税15%、住民税5%)です。

株式の譲渡所得は、申告分離課税に区分されます。
申告分離課税とは、給与などの"総合課税の対象になる所得"とは一緒にせず、
分けて税金の計算を行う課税方法です。
いくら儲かっても、最初に書いた税率です。

配当にかかる税金
配当にかかる税率は、2008年3月31日までは10%、翌日の4月1日からは20%です。
税金の内訳は、10%(所得税7%、住民税3%)、20%(所得税15%、住民税5%)です。

配当の税率変更は、"4月から"という点に注意してください。
なぜ、4月からなのでしょうか?
変更後は増税になります。
また、多くの企業は、3月末に決算をして配当を支払います。
そのため、投資家への影響を、少なくすることが出来るからです。

配当所得は、総合課税所得に区分されます。
総合課税は、給与などの"総合課税の対象になる所得"と一緒に計算します。
ただし、配当の税金の徴収は、源泉徴収(=利益から天引き)で行われます。
そのため、確定申告の必要がある収入が、他にない場合、確定申告をしない方が有利な時は、
確定申告をしないという選択も出来ます。

また、配当所得には、配当控除という控除があります。
配当控除とは、配当を除いた課税総所得が、
1000万円までの人は、所得税10%、住民税2.8%、
それ以上の人は、所得税5%、住民税1.4%
を配当の税率から引くことが出来るものです。
注意点として、この場合の"課税総所得"には、総合課税所得に加え、
"分離課税所得も含まれる"ということを覚えておきましょう。
ちなみに、配当控除を受けるためには、確定申告を行う必要があります。

配当控除の解説図
配当控除の解説図

しかし、実際に計算してみるとわかるのですが、確定申告をすると、
全員が得というわけではないので、注意が必要です。
目安としては、総合課税される課税所得が、330万円以下の人は、確定申告をした方が得です。

株式の売買益にかかる税率は、2007年まで10%、2008年からは20%です。
配当にかかる税率は、2008年3月31日までは10%、翌日の4月1日からは20%です。



<< | 株式投資ガイド ー初心者向けに徹底解説! | 株式投資の確定申告>>
株式投資の基本
株式投資とは?
配当とは?
配当の受け取り方法
配当性向とは
単元未満株とは
信用取引とは
インサイダー取引とは
値幅制限とは
決算情報を早く手に入れるには、決算短信をみる
株式情報の入手には、四季報を使う
株式投資の税金
株式の税金は?
株式投資の確定申告



株式投資の注文方法
株式の注文方法
成り行きとは?
指値とは?
逆指値とは?
株式投資の指標
PERとは
PBRとは
ROEとは
自己資本比率とは
株式投資のチャート
株価チャートとは?
ローソク足チャートの読み方
ローソク足チャートの種類
その他の投資
外国為替証拠金取引(FX)
投資信託

株式投資ガイド ー初心者向けに徹底解説!トップ

About

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 4.292