株式投資ガイドー初心者向けに徹底解説! > 株式の注文方法 > 逆指値とは?
逆指値とは、指値と同じく、値段を指定して取引を行う、注文方法です。
では、指値注文と、どこが違うのでしょうか?
指値は、現在の値段より、安い値段で買い注文を出します。
また、現在の値段より、高い値段で売り注文を出します。
つまり、現在より、いい条件の時に取引をします。
しかし、逆指値は、現在の値段より、"高い"値段で買い注文を出します。
また、現在の値段より、"安い"値段で売り注文を出します。
つまり、現在より、"悪い"条件の時に取引をします。
なぜ、現在より、"悪い"条件の時に取引をする注文が必要なのでしょうか?
逆指値を使う理由は、損失を限定させることにあります。
株価は、いつも自分の予想通りに動くとは限りません。
予想と逆にいってしまうこともあります。
こんな時に、逆指値で予想通りに行かなかった場合の、損失を限定させます
例をあげて見ましょう。
株式を1000株持っていて、現在の株価は、400円 だとします。
この時、株価は、上がると考えていたのですが、予想通り行かなかったときのために、380円の逆指値注文を出しました。
以降、相場が、下落してしまいました。その時、380円の注文が約定します。
そして、1,000株×20円=20,000円 の損失が出ました。
逆指値注文の損失確定効果
この逆指値注文の効果は、損失を20,000円に限定することが出来たことです。
逆指値注文を出していなかったら、損失が20,000円以上になってしまったかもしれません。。
このように、逆指値は、損失を限定させるために使われます。
逆指値とは、指値と同じく、値段を指定して取引を行う、注文方法です。
指値との違いは、現在より、悪い条件の時に取引をする注文 という点です。
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