ROEとは

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 会社の全ての資産から、負債を除いたものを純資産と言います。純資産は、会社が自由に使えるお金といえます。

 この純資産は、会社が倒産した場合、株主に配られます。このことから、純資産は株主のものと言う事ができます。投資家としては、株主のお金である純資産を使って、より大きな利益を上げている会社の株式を買いたいところです。どうすれば、こういった”純資産を使って、より大きな利益を上げている会社”を簡単に探せるでしょうか?

 それには、ROEを使うといいです。ROEとは、会社が、純資産の何%の利益を上げたのかを表した指標です。ここでは、以下の解説をします。

    ●ROEの計算式は、税引き後利益/純資産×100(%)
    ●ROEが高い株式は、株式自体の価値の伸び率が大きい
ROEの計算式は、税引き後利益/純資産×100(%)
 ここでは、ROEの計算式、高数値が表すことについて解説します。まず、ROEはどういう計算で求められるのか?を解説したいと思います。

 ROEの計算は、税引き後利益を純資産で割り、100をかけて単位を%にします。つまり、会社が、純資産の何%の利益を上げたのかを計算します。

図:ROEの計算式
ROEの計算式

    どれくらいの数値が望ましいのか? 株式投資は、リスクが高いため、ROE10%以上が望ましい
     株式投資は、リスクが高いです。リスクが高い投資には、大きなリターンが欲しいところです。よって、株式投資には、大きなリターン(10%以上)が望ましいです。
ROEが高い株式は、株式自体の価値の伸び率が大きい
 ROEの計算式を解説しました。これで、あなたは、ROEを求めることができるようになりました。そして、ROEは、10以上が望ましいこともお分かりいただけたと思います。次に、ROEの数値が高いことは、何を表しているのか?を解説します。

 純資産は、株式自体の価値を表しています。ROEが高い株式は、純資産の伸び率が大きいです。したがって、ROEが高い株式は、株式自体の価値の伸び率が大きいといえます。



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