投資信託は、古くからありますので、投資家の保護の仕組みがかなり整っています。
投資家保護の仕組みとしては、目論見書と運用報告書の配布、預かった投資家の資産の
分別管理です。
ここでは、"目論見書"と"運用報告書"の配布について解説したいと思います。
目論見書とは、売ろうとしているファンドが何を対象に投資を行うのか?
どんな会社が運用するのか?受けるリスクは何か?といったことが書かれている書類です。
ファンドを購入する人は、この目論見書によって、ファンドに購入の価値があるかを
判断することが出来ます。
ファンドの内容を記載した目論見書
運用報告書とは、ファンドの運用状況を報告する書類です。これによって、投資家は、きちんと目論見書の通りに運用が行われているのかを確認できます。
なお、これら2つの書類は、配布が義務付けられています。
また、最近では、ファンド同士の競争のためか、1ヶ月や半月ごとに運用状況を報告してくれる
ファンドもあります。