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複利運用のための証券会社選び

前回、初期投資額と、追加投資額とを合わせた運用結果の計算方法を解説しました。また、投資信託で複利運用をするには、ネット証券でおこなう方がいいと書きました。

なぜなら、銀行は良質なインデックスファンドを取り扱っていることが少なく、また、販売手数料が非常に高いことが多いからです。一方、ネット証券だと、良質なインデックスファンドを手数料無料で購入できることが多いです。

現在、信託報酬が安い良質なインデックスファンドシリーズには、インデックスe・SMTインデックス等がありますが、私の近所の地方銀行ではひとつも取り扱っていません。

都市銀行をメインバンクにしている方なら、もしかすると上記ファンドを取り扱っていることもあるかもしれません。しかし、銀行はインデックスファンドであっても販売手数料がかかることが多いため、投資用にネット証券に口座を開く方がいいと思います。

いちいち新しく口座を開くのは面倒!というお気持ちはわかりますが、複利運用では、"少しのコストの差で運用益が大きく変わる"ということを思い出してください。

銀行で取り扱うインデックスファンドと、上記の良質なインデックスファンドの信託報酬の差は、0.5%以上違うことがほとんどです。

代表的なネット証券には、「SBI証券」、「マネックス証券」、「楽天証券」、「auカブコム証券」があります。私はSBI証券を使っていますが、上記の4社であればどれを選んでもいいと思います。



投資信託自動取り崩しサービスがある証券会社のおすすめランキング

1位:フィデリティ証券
フィデリティ証券

取り崩しの年率を設定すると、毎月取り崩し年率の12分の1の額を取り崩してくれます。

たとえば、全世界株式のリターン:4.5%(インフレ調整後)を設定すると、毎月0.375%(=4.5%÷12ヶ月)ずつ取り崩してくれます。

そのため、取り崩したい年率の、ぴったり1ヶ月分を毎月取り崩すことができます。

取り崩したお金は、毎月設定した額を、設定した銀行口座に振り込んでもらうように設定できます。

ですので、証券会社の都合で、振込先の銀行がしばられません。

現時点でもっともすぐれた取り崩しサービスを提供しており、いちばんおすすめです。

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2位:楽天証券
楽天証券

資産額の0.1%以上0.1%刻みで、毎月の取り崩し率の設定ができます。

全世界株式のリターン:年4.5%(インフレ調整後)を毎月取り崩すなら、月0.3%(年3.6%)もしくは月0.4%(年4.8%)のいずれかで取り崩すと良いでしょう。

取り崩したお金は、毎月、全額を楽天銀行に自動で振り込んでもらうように設定することもできます。

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3位:SBI証券
SBI証券[旧イー・トレード証券]

「毎月○%取り崩す」というようなパーセントでの取り崩しはできず、額を指定する(例:月5万円など)取り崩ししかできません。

銀行口座への自動振り込みはおこなっておらず、定期的に証券口座から、銀行口座に手動でお金を動かさなくてはなりません。

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