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100万円で実践!月0.3%の永久投信取り崩し術

 全世界株式に投資すると、年7%*1のリターンが期待できます。年7%という数字は、わたしたちの年金を運用している、年金積立金管理運用独立行政法人の資料(PDFファイル)によります。
*1 全世界株式の割合を、日本株式:8%・外国株式:92%で計算

全世界株式のリターン:年7%
※年金積立金管理運用独立行政法人の資料より引用(赤枠は管理人が追記)

ただし、7%には、インフレ分2.3%がふくまれていますので、インフレ分をのぞいた実質的なリターンは、4.7%(=7%-2.3%)です。

インフレ分をのぞいた実質的なリターン
※年金積立金管理運用独立行政法人の資料より引用(赤枠は管理人が追記)

さらに、4.7%から、投資信託の運用にかかる手数料:信託報酬0.2%を引いた残りが4.5%(=4.7%-0.2%)になります。つまり、全世界株式で運用しているお金は、「インフレ分」と「信託報酬分」をのぞいても、年4.5%ふえていくことになります。

 年4.5%ふえていくということは、月0.3%(=年3.6%)の取り崩しなら、計算上は元本をへらさずにずっと取り崩すことができるはずです。本当にそんなことができるのでしょうか?

 実際にやってみようと思います。また、取り崩しのようすを、毎月公開していきます。なお、運用額は100万円を予定していますので、毎月3,000円(=100万円×0.3%)の取り崩しができるはずです。公開する予定の情報は、以下です。


運用している銘柄

運用する銘柄は、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)を予定しています。


取り崩し額

その月の取り崩し額について書く予定です。


もらったポイント

その月に、投資信託の保有でもらったポイントを公開します。


現在までのリターン

ア.評価額の推移
その月の評価額と、その月までに取り崩した総額との合計が、どの程度になったのかを書く予定です。

イ.トータルリターン
その月までのトータルリターン(=「含み益」・「譲渡益」・「分配金」を合計した、総合収益のこと)が何円で、年率でどのくらいになっているのかを書く予定です。


投資信託の取り崩しに使っている会社一覧

楽天証券と、楽天銀行を使う予定です。



投資信託自動取り崩しサービスがある証券会社のおすすめランキング

1位:フィデリティ証券
フィデリティ証券

取り崩しの年率を設定すると、毎月取り崩し年率の12分の1の額を取り崩してくれます。

たとえば、全世界株式のリターン:4.5%(インフレ調整後)を設定すると、毎月0.375%(=4.5%÷12ヶ月)ずつ取り崩してくれます。

そのため、取り崩したい年率の、ぴったり1ヶ月分を毎月取り崩すことができます。

取り崩したお金は、毎月設定した額を、設定した銀行口座に振り込んでもらうように設定できます。

ですので、証券会社の都合で、振込先の銀行がしばられません。

現時点でもっともすぐれた取り崩しサービスを提供しており、いちばんおすすめです。

・公式ページ



2位:楽天証券
楽天証券

資産額の0.1%以上0.1%刻みで、毎月の取り崩し率の設定ができます。

全世界株式のリターン:年4.5%(インフレ調整後)を毎月取り崩すなら、月0.3%(年3.6%)もしくは月0.4%(年4.8%)のいずれかで取り崩すと良いでしょう。

取り崩したお金は、毎月、全額を楽天銀行に自動で振り込んでもらうように設定することもできます。

・公式ページ



3位:SBI証券
SBI証券[旧イー・トレード証券]

「毎月○%取り崩す」というようなパーセントでの取り崩しはできず、額を指定する(例:月5万円など)取り崩ししかできません。

銀行口座への自動振り込みはおこなっておらず、定期的に証券口座から、銀行口座に手動でお金を動かさなくてはなりません。

・公式ページ













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