auカブコム証券の概要
auカブコム証券は、自動積み立てサービスが充実した証券会社です。具体的には、(1)銀行口座引き落としの―自動積み立てサービスに対応した銀行数が多い(2)信託報酬の安いインデックスファンドの―自動積立額を、500円から設定できる(3)信託報酬の安いインデックスファンドの積極的な取り扱い―といった利点があります。
図:auカブコム証券の情報一覧
信託報酬の安いインデックスファンドシリーズ取り扱い | ○(4種類) | 貸株サービス | ○(年率:0.1%) |
投信保有ポイントサービス | × | 外国株式 | × |
国内株式 | ○ | 外貨MMF | ○(5通貨) |
図:信託報酬の安いインデックスファンドシリーズ取り扱い状況
インデックスe | SMT | Funds-i | eMAXIS |
○ | ○ | ○ | ○ |
図:投信保有ポイントサービスの還元率(年率)
投信保有ポイントサービスはありません |
図:国内株式(ETF)の取引手数料
約定金額 | 手数料 |
10万円 | 97円 |
20万円 | 194円 |
30万円 | 270円 |
40万円 | 270円 |
50万円 | 270円 |
100万円 | 1069円 |
図:貸株サービスの還元率(年率)
TOPIX-ETF(銘柄コード:1306)を貸株した場合 |
0.1% |
図:外国株式(海外ETF)の取引手数料
外国株式の取り扱いはありません |
図:外貨MMFの取り扱い通貨と、為替手数料(1通貨あたり)
米ドルMMF | ユーロMMF | ポンドMMF | 豪ドルMMF | 加ドルMMF | NZドルMMF | ランドMMF |
20銭 | - | - | 60銭 | 60銭 | 60銭 | 25銭 |
auカブコム証券の利点の詳細解説
ここでは、概要で述べた利点を具体的に解説します。
1. | 銀行口座引き落としの―自動積み立てサービスに対応した銀行数が多い auカブコム証券は、500円から積み立て可能な―証券会社の中で、口座引き落としに対応した銀行の数がSBI証券に次いで2位です。口座引き落としに対応した銀行は、三菱東京UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行・スルガ銀行・大垣共立銀行・ゆうちょ銀行・ジャパンネット銀行です。 |
2. | 信託報酬の安いインデックスファンドの―自動積立額を、500円から設定できる auカブコム証券では、信託報酬の安いインデックスファンドシリーズ:"インデックスe"・"SMT・"Finds-i"・"eMAXIS""を―自動積立額:月500円から設定できます。そのため、毎月使える投資資金が少ない場合でも、広く分散投資できます。 |
3. | 信託報酬の安いインデックスファンドの積極的な取り扱い 信託報酬の安いインデックスファンドの中で、一部取り扱いの無いものもありますが、重要なものは取り扱っています。取り扱いシリーズは、以下です。"インデックスeシリーズ"・"SMTシリーズ"・"Finds-iシリーズ"・"eMAXISシリーズ"を取り扱っています。 |
図:auカブコム証券の―優良インデックスファンドシリーズ積み立て対応状況
インデックスeシリーズ | SMTシリーズ | Finds-iシリーズ | eMAXISシリーズ |
○ | ○ | ○ | ○ |
auカブコム証券の欠点
ただ、auカブコム証券も、利点ばかりではありません。auカブコム証券には、出金時に手数料がかかる(108円)という弱点があります。なお、出金先が、三菱東京UFJ銀行・池田泉州銀行・中京銀行・イオン銀行・じぶん銀行の場合、出金手数料はかかりません。しかし、出金手数料がかからない証券会社が主流なため、出金先を問わず無料にしてほしいところです。
実際にauカブコム証券を使った場合、具体的にどんなメリットがあるのか
"銀行口座引き落としの―自動積み立てサービスに対応した銀行数が多い"と、"信託報酬の安いインデックスファンドの―自動積立額を、500円から設定できる"とを組み合わせることで、以下のメリットが得られます。毎月の積立額が少なくても広く分散投資でき、自動で積み立ててくれる(給料が振り込まれる口座から引き落とし*)ため、投資にかかる時間を節約できます。
* 給料の振込先銀行が、auカブコム証券の口座引き落とし対応銀行に含まれている場合のみ。