投資信託ガイドTop > 新興国(エマージング) > 全世界株式インデックス内の新興国株式の割合

« 新興国株式のインデックス | メイン | 新興国株式のリターン »

全世界株式インデックス内の新興国株式の割合

 全世界(先進国+新興国)の株式市場のインデックスには、2種類あります。全世界株式インデックスの種類は、以下です。(1)まず、FTSE All-Worldインデックスがあります。このインデックスは、海外ETFの"VT"が連動を目指すインデックスです。(2)また、MSCI AC Worldインデックスがあります。このインデックスは、海外ETFの"ACWI"が連動を目指すインデックスです。

 これらのインデックスに連動する―インデックスファンドに投資することの利点は、1つのファンドに投資するだけで、全世界の株式市場の平均値をとるように投資できることです。なぜなら、(1)インデックスは、市場の平均値をとるように組成されますが、(2)全世界株式インデックスは、"先進国+新興国の株式市場"のインデックスだからです。

 ただ、2017年12月現在、海外ETFを利用しない方は、1つのファンドで"全世界(先進国+新興国)の株式に分散投資"することはできません。なぜかというと、上記インデックスに連動する―国内インデックスファンドがないからです*。

 しかし、全世界株式インデックスの―新興国(+日本)への投資割合を知っておけば、自分で全世界株式のポートフォリオを組成することができます。全世界株式インデックスの新興国(+日本)の割合を元に、自分で全世界株式ポートフォリオを組成する方法は、以下です。まず、全世界株式インデックスの日本の割合分、TOPIXファンドを購入します。次に、全世界株式インデックスの先進国(日本を除く)の割合分、先進国株式インデックスファンドを購入します。最後に、全世界株式インデックスの新興国の割合分、新興国株式インデックスファンドを購入します。
* 日本を除く―全世界株式インデックスに連動したインデックスファンドなら、"eMAXIS 全世界株式インデックス"があります。
では、全世界株式インデックス内の新興国株式の割合は、どのくらいなのでしょうか?

 全世界株式インデックス(FTSE All-Worldインデックス)での―新興国の割合は、8.90%です(2017年4月30日時点)**。また、同インデックスでの―日本の割合は、8.00%です(同日時点)**。
※ MSCI AC Worldインデックスの"新興国・日本の投資割合データ"は、見つかりませんでした。
** データ取得元:VTの"Semi Annual Report(PDF資料:英語)"

図:FTSE All-Worldインデックスの投資割合(2017年4月30日時点)

投資対象投資割合
日本 8.0%
先進国(日本を除く) 83.1%
新興国 8.9%


投資信託自動取り崩しサービスがある証券会社のおすすめランキング

1位:フィデリティ証券
フィデリティ証券

取り崩しの年率を設定すると、毎月取り崩し年率の12分の1の額を取り崩してくれます。

たとえば、全世界株式のリターン:4.5%(インフレ調整後)を設定すると、毎月0.375%(=4.5%÷12ヶ月)ずつ取り崩してくれます。

そのため、取り崩したい年率の、ぴったり1ヶ月分を毎月取り崩すことができます。

取り崩したお金は、毎月設定した額を、設定した銀行口座に振り込んでもらうように設定できます。

ですので、証券会社の都合で、振込先の銀行がしばられません。

現時点でもっともすぐれた取り崩しサービスを提供しており、いちばんおすすめです。

・公式ページ



2位:楽天証券
楽天証券

資産額の0.1%以上0.1%刻みで、毎月の取り崩し率の設定ができます。

全世界株式のリターン:年4.5%(インフレ調整後)を毎月取り崩すなら、月0.3%(年3.6%)もしくは月0.4%(年4.8%)のいずれかで取り崩すと良いでしょう。

取り崩したお金は、毎月、全額を楽天銀行に自動で振り込んでもらうように設定することもできます。

・公式ページ



3位:SBI証券
SBI証券[旧イー・トレード証券]

「毎月○%取り崩す」というようなパーセントでの取り崩しはできず、額を指定する(例:月5万円など)取り崩ししかできません。

銀行口座への自動振り込みはおこなっておらず、定期的に証券口座から、銀行口座に手動でお金を動かさなくてはなりません。

・公式ページ













カテゴリー一覧

Powered by
Movable Type 4.292