投資信託ガイドTop > 新興国(エマージング) > 新興国株式のインデックス

« 生活防衛資金の運用 | メイン | 全世界株式インデックス内の新興国株式の割合 »

新興国株式のインデックス

 「エマージングとは」で、新興国への投資には、非常に高いリスクがあると解説しました。上記記事で、新興国への投資に高いリスクがある理由は、エマージング(新興国)は政治・経済の基盤が不安定で、何が起こるかわからないからだ―と解説しました。そのため、新興国に投資する際は、かならず分散投資をするべきです。
※当記事は、新興国株式への投資を対象にしています。

 ただ、分散投資をするといっても、先進国と違って新興国にはなじみがないため、どの国に分散投資すればいいかわからない―という方もおられると思います。そういう場合は、新興国株式のインデックスに連動する―インデックスファンドに投資すれば、新興国株式に分散投資できます。新興国株式インデックスファンドに投資すれば、新興国株式に分散投資できる理由は、(1)インデックスは、市場の平均値をとるように組成されていますが、(2)新興国の株式市場のインデックスも、組成されているからです。では、新興国株式のインデックスには、どんなものがあるのでしょうか?

 新興国株式のインデックスには、"MSCIエマージングマーケットインデックス"があります。なお、このインデックスは、モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナルによって組成されているインデックスです。以下、"MSCIエマージングマーケットインデックス"の投資対象国(26ヵ国:2011年12月現在)を表にまとめました。

MSCIエマージングマーケットインデックスの投資対象国
中国、ブラジル、韓国、台湾、ロシア、インド、南アフリカ、マレーシア、イスラエル、インドネシア、ポーランド、タイ、トルコ、チリ、エジプト、チェコ、ハンガリー、ペルー、アルゼンチン、フィリピン、モロッコ、コロンビア、パキスタン、ヨルダン、メキシコ、ベネズエラ


投資信託自動取り崩しサービスがある証券会社のおすすめランキング

1位:フィデリティ証券
フィデリティ証券

取り崩しの年率を設定すると、毎月取り崩し年率の12分の1の額を取り崩してくれます。

たとえば、全世界株式のリターン:4.5%(インフレ調整後)を設定すると、毎月0.375%(=4.5%÷12ヶ月)ずつ取り崩してくれます。

そのため、取り崩したい年率の、ぴったり1ヶ月分を毎月取り崩すことができます。

取り崩したお金は、毎月設定した額を、設定した銀行口座に振り込んでもらうように設定できます。

ですので、証券会社の都合で、振込先の銀行がしばられません。

現時点でもっともすぐれた取り崩しサービスを提供しており、いちばんおすすめです。

・公式ページ



2位:楽天証券
楽天証券

資産額の0.1%以上0.1%刻みで、毎月の取り崩し率の設定ができます。

全世界株式のリターン:年4.5%(インフレ調整後)を毎月取り崩すなら、月0.3%(年3.6%)もしくは月0.4%(年4.8%)のいずれかで取り崩すと良いでしょう。

取り崩したお金は、毎月、全額を楽天銀行に自動で振り込んでもらうように設定することもできます。

・公式ページ



3位:SBI証券
SBI証券[旧イー・トレード証券]

「毎月○%取り崩す」というようなパーセントでの取り崩しはできず、額を指定する(例:月5万円など)取り崩ししかできません。

銀行口座への自動振り込みはおこなっておらず、定期的に証券口座から、銀行口座に手動でお金を動かさなくてはなりません。

・公式ページ













カテゴリー一覧

Powered by
Movable Type 4.292