前回、個人向け国債と、日本国債インデックスファンドとを比較しました。また、個人向け国債を買うことを決めたら、どこで購入できるのか知る必要があると話しました。
個人向け国債が購入できるところは多く、証券会社はもちろん、銀行、ゆうちょ銀行でも購入することができます。お好みのところで購入するのがいいのですが、他の金融商品も購入できる証券会社で購入するといいかもしれません。
証券会社に口座を開くなら、株式手数料が安く、良質なインデックスファンドを数多く取り扱うネット証券がいいと思います。たとえば、「SBI証券」・「楽天証券
」・「マネックス証券
」といったところでしょうか。
ネット証券であれば、不要な金融商品の勧誘を受ける心配もないので安心です。
また、通常の日本国債と異なり、個人向け国債は1万円以上1万円単位で購入できます(通常の日本国債は5万円)。そのため、少額から投資をすることができます。
もし、あなたが若い方なら、毎月積立投資をする―というのもいいですね。積立投資をする場合には、受け取った利子も再投資して、複利運用をするのが資産を大きく増やすポイントです。
なお、個人向け国債はいつでも購入できるわけではないので注意してください。募集期間の間しか購入することはできません。ですが、毎月募集していますので、買い忘れても次の月になれば購入できます。
投資信託自動取り崩しサービスがある証券会社のおすすめランキング
取り崩しの年率を設定すると、毎月取り崩し年率の12分の1の額を取り崩してくれます。
たとえば、全世界株式のリターン:4.5%(インフレ調整後)を設定すると、毎月0.375%(=4.5%÷12ヶ月)ずつ取り崩してくれます。
そのため、取り崩したい年率の、ぴったり1ヶ月分を毎月取り崩すことができます。
取り崩したお金は、毎月設定した額を、設定した銀行口座に振り込んでもらうように設定できます。
ですので、証券会社の都合で、振込先の銀行がしばられません。
現時点でもっともすぐれた取り崩しサービスを提供しており、いちばんおすすめです。
・公式ページ
資産額の0.1%以上0.1%刻みで、毎月の取り崩し率の設定ができます。
全世界株式のリターン:年4.5%(インフレ調整後)を毎月取り崩すなら、月0.3%(年3.6%)もしくは月0.4%(年4.8%)のいずれかで取り崩すと良いでしょう。
取り崩したお金は、毎月、全額を楽天銀行に自動で振り込んでもらうように設定することもできます。
・公式ページ
「毎月○%取り崩す」というようなパーセントでの取り崩しはできず、額を指定する(例:月5万円など)取り崩ししかできません。
銀行口座への自動振り込みはおこなっておらず、定期的に証券口座から、銀行口座に手動でお金を動かさなくてはなりません。
・公式ページ