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積立投資のポートフォリオを決める

 積立投資を始める場合、どれかひとつ有望だと思う銘柄を1つだけ積み立てようと思われる方もおられるかもしれません。

 ただ、積立投資をおこなう際に、"1つの資産分類(例:国内株式など)だけを毎月積み立てる"という方法はおすすめできません。

 なぜなら、1つの資産分類だけを毎月積み立ててしまうと、その資産分類の相場に資産全体の価値が大きく左右されてしまうからです。それは、(1)1つの資産だけを毎月積み立てることは、1つの資産に集中投資することを意味しますが、(2)1つの資産に集中投資すると、その資産の相場に資産全体の価値が大きく左右されてしまうからです。

 "1つの資産分類の相場に資産全体の価値が大きく左右されること"を回避するには、毎月積み立てるファンドを複数組み合わせる(=ポートフォリオを組む)のが有効です。なぜかというと、(1)値動きの異なる複数の資産を組み合わせると、お互いの値動きが軽減されますが、(2)お互いの値動きが軽減されると、"個々の資産の相場で資産全体の価値が左右されること"がなくなるからです。
(参考)ポートフォリオを組むことで、相場の影響を軽減できる
では、どう組み合わせたらいいのでしょうか?

 ご自分がどの程度の損失に耐えられるか**を考え、ポートフォリオを組むといいです。リスク許容度に合わせた具体的なポートフォリオの組み方は、リスク許容度カテゴリーの記事を参考にしてください。
** 自分が何%の含み損に耐えられるかをはかる指標を、リスク許容度といいます。








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