投資信託ガイドTop > 投資信託の積み立て > 積立目標額を決める

« 積立投資につかう販売会社を決める | メイン | エクセルのゴールシークを使って、毎月の必要積立額を計算する »

積立目標額を決める

 これまでで、積み立てを始める準備が整いました。これまでにおこなった準備は、以下です。まず、リスク許容度からポートフォリオを組んだことで、期待リターンが決まりました。次に、積み立てる銘柄が決まりました。そして、積み立てをおこなう販売会社が決まりました。

 上記の準備が終わったことで、積み立てのスタート地点に立ったと言えるでしょう。

 次に、積み立てのゴールを決めましょう。積み立てのゴールは、積立目標額に到達したときです。では、" 積立目標額"とはいくらなのでしょうか?

 " 積立目標額"は、必要な取り崩し額(年額)÷期待リターン(年率)で求めます。なお、以下の計算例は、必要な取り崩し額(年額):240万円、期待リターン(年率):4%で計算しています。

図:積立目標額の計算例
積立目標額の計算例

具体的な―積立目標額の計算方法は以前記事*にしておりますので、リンク先の記事を参考にしてください。
* 投信取り崩し開始時までに必要な―積立額の計算方法



投資信託自動取り崩しサービスがある証券会社のおすすめランキング

1位:フィデリティ証券
フィデリティ証券

取り崩しの年率を設定すると、毎月取り崩し年率の12分の1の額を取り崩してくれます。

たとえば、全世界株式のリターン:4.5%(インフレ調整後)を設定すると、毎月0.375%(=4.5%÷12ヶ月)ずつ取り崩してくれます。

そのため、取り崩したい年率の、ぴったり1ヶ月分を毎月取り崩すことができます。

取り崩したお金は、毎月設定した額を、設定した銀行口座に振り込んでもらうように設定できます。

ですので、証券会社の都合で、振込先の銀行がしばられません。

現時点でもっともすぐれた取り崩しサービスを提供しており、いちばんおすすめです。

・公式ページ



2位:楽天証券
楽天証券

資産額の0.1%以上0.1%刻みで、毎月の取り崩し率の設定ができます。

全世界株式のリターン:年4.5%(インフレ調整後)を毎月取り崩すなら、月0.3%(年3.6%)もしくは月0.4%(年4.8%)のいずれかで取り崩すと良いでしょう。

取り崩したお金は、毎月、全額を楽天銀行に自動で振り込んでもらうように設定することもできます。

・公式ページ



3位:SBI証券
SBI証券[旧イー・トレード証券]

「毎月○%取り崩す」というようなパーセントでの取り崩しはできず、額を指定する(例:月5万円など)取り崩ししかできません。

銀行口座への自動振り込みはおこなっておらず、定期的に証券口座から、銀行口座に手動でお金を動かさなくてはなりません。

・公式ページ













カテゴリー一覧

Powered by
Movable Type 4.292