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よくわからないものには投資しない

 投資信託は、6,000を超える数があります。そのため、どれを買えばいいかわからず、銀行の窓口で相談して決めようと考える方もおられるかもしれません。

 ただ、銀行の窓口で複雑な商品をすすめられたら注意が必要です。窓口ですすめられた商品であっても、自分が理解できないものには投資しないでください。


銀行や証券会社の窓口で、職員のすすめる商品を買おうと思う方もおられるかも

 たくさんある投資信託の中でどれを買うべきか分からないため、まず、近所の銀行の窓口でどれを買うべきか聞いてから決めよう、と思う方もおられるかもしれません。

 銀行の窓口の職員であれば、金融に詳しいはずです。豊富な金融知識をもっているからこそ、金融機関にやとわれていると考えるでしょう。

 また、自社が使う投資信託についての知識も豊富なはずです。豊富な投資信託の知識を使って、あなたにあわせた最適なものを選んでくれると考えるでしょう。


窓口の職員が複雑な商品をすすめてきたら要注意

 全ての窓口職員が投資家の利益を最大に考えているわけではありません。投資家にとってよい商品というのは、販売や運用にかかる手数料が安い商品です。ただ、手数料が安いものを売っても、銀行はもうかりません。

 ですから、窓口で、投資家によってよいものをすすめてもらえる可能性は低いと思います。窓口の職員は、運用のプロではなく、販売のプロだからです。販売で利益を上げるために雇われているわけで、顧客にもうけさせるために雇われているわけではありません。

 大抵は、複雑な仕組みを用いた、高コストの商品をすすめられるでしょう。複雑な仕組みを使っているといえば、高コストでも顧客は納得するからです。実際は、複雑な運用をおこなうためのコストによって、利益がほとんどあがらない可能性が高いにもかかわらずです。


自分が理解できないものには投資しないでください

 投資信託は、数はたくさんありますが、投資家にとって役立つものはほんの少ししかありません。投資家にとって役立つのは、20銘柄ぐらいです。

 仕組みが複雑で、証券会社・運用会社だけがもうかるような商品も多いです。仕組みを複雑にすることで、コストが妥当か判断できないようにしているのです。

 インデックスファンドならインデックスに連動するだけですので、とてもシンプルです。投資する際は、インデックスファンドの信託報酬が安いものを買いましょう。








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