「なぜ、証券会社は現金を自動的にMRFに換えるのか?」で、証券会社が預り金をMRFに換えるのは、銀行預金と同レベルの条件で資金を預かるため―だと解説しました。記事では、MRFが銀行預金と同レベルの預かり条件だと言える理由を、(1)預け先倒産時の資金保証があり、(2)普通預金より少し高い利息(正確には分配金)がもらえる―からだと解説しました。
ただ、預かり条件をより良くするためとはいえ、投資家のお金を勝手に換える以上、コストが高いものを買われては困ります。では、MRFには、どのくらいの信託報酬がかかるのでしょうか?
MRFの信託報酬は、1%以内です。以下の表で、大手ネット証券が取り扱う―"MRFの信託報酬"をまとめています。なお、MRFの信託報酬の表示は、目論見書で"1%以内"となっており、実際にかかった信託報酬がわかりません。そのため、実際にかかった信託報酬を、各MRFの―月次レポートから取得しました。
図:ネット証券で取り扱うMRFの信託報酬
商品名 | 信託報酬 | (参考)実際にかかった信託報酬(税込)* |
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ダイワMRF (楽天証券・マネックス証券で取り扱い) |
1%以内 | 0.0000% |
日興MRF (マネックス証券で取り扱い) |
1%以内 | 0.0000% |