「日本に住んでいる限り、インフレに備える必要はない?」で、現在(2014年)はデフレ傾向にある―日本に住んでいても、インフレに備える必要があると解説しました。
記事で、日本に住んでいてもインフレに備える必要がある理由は、日本も長期で見るとインフレが起こっていたからだ―と解説しました。
上記のように、日本でも将来インフレが起こる可能性はあるので、タンス預金をしていては、現金の価値が下がって言ってしまう恐れがあります。
ただ、預金の金利も低いため、タンス預金をするのとそうかわりません。タンス預金と、銀行預金との利息比較は、以下です。
まず、タンス預金は、当然利息が付きません。次に、銀行預金は、わずかしか利息が付きません(年0.02%:都市銀行の普通預金金利)。では、どうすればいいのでしょうか?
インフレで資産を目減りさせないためには、運用するのが効果的です。インフレで資産が目減りしないために、運用する必要がある理由は、(1)インフレが起こった場合、タンス預金をしていては、インフレ分資産価値が下がってしまいますが、(2)資産をタンス預金ではなく、株式等の"インフレに強いもので運用" していれば、インフレ以上の収益が上がるからです。
図:インフレに強い資産で資産価値を守る