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投資信託積み立てで老後資金を作るなら、SBI証券がおすすめ

 SBI証券の、銀行引き落としによる投資信託の積み立てには、多くの銀行が対応しています。多くの銀行が対応しているため、あなたの給与振込先の銀行が対応している可能性もたかいと思います。

 また、 SBI証券は、積極的に低コストのインデックスファンドを取り扱っています。さらに、 SBI証券は低コストのインデックスファンドでもポイントがつくため、低い信託報酬をさらに下げることができます。投資信託の積み立てには、SBI証券をおすすめします。

  • SBI証券の強みは、銀行口座引き落としに対応した銀行が多いこと
  • SBI証券の、積極的な低コストインデックスファンドの取り扱い
  • 低コストインデックスファンドの保有でもポイントがもらえる―SBI証券を使うべき

SBI証券の強みは、銀行口座引き落としに対応した銀行が多いこと

 投資信託の積み立てを銀行口座引き落としでおこなう場合、「銀行口座引き落としに、給与振込先の銀行が対応していること」が最も重要です。給与振り込み先の銀行が対応していない場合、投資用の資金を、対応している銀行口座に毎月移動させなければなりません。そのような、「投資資金の移動」など、面倒でやっていられません。

 SBI証券は、幅広い銀行からの口座引き落としに対応しています。具体的には、以下です。

 まず、SBI証券は、都市銀行・地方銀行からの―口座引き落としに幅広く対応しています。口座引き落としに対応している銀行は、以下です。まず、対応している都市銀行は、"三菱東京UFJ銀行"・"三井住友銀行"・"みずほ銀行"などです。また、対応している地方銀行は、100行以上です。そして、ゆうちょ銀行にも対応しています。あなたの給与振込先の銀行が対応しているか、あらかじめ確認しておくといいでしょう。

>> SBI証券の口座引き落とし銀行一覧

 また、SBI証券は、ネット銀行からの―口座引き落としにも幅広く対応しています。対応しているネット銀行は、"住信SBIネット銀行"、"セブン銀行"、"新生銀行"、"イオン銀行"などです。

 ネット銀行は、休日でもコンビニATMの出金手数料が無料であることが多いので、メインバンクとして使っている方もおられるかもしれません。ネット銀行をメインバンクとして使っている方は、給与振込先もネット銀行にしていることがあるので、ネット銀行からの口座引き落としに幅広く対応している―SBI証券は使いやすいです。


SBI証券の、積極的な低コストインデックスファンドの取り扱い

 SBI証券は、積極的に低コストインデックスファンドを取り扱っています。その証拠に、SBI証券は、現在ある―主要な低コストインデックスファンドは全て取り扱っています。

 また、今後、新しく低コストインデックスファンドが発売されたら、取り扱う可能性が高いです。なぜなら、今まで、低コストインデックスファンドが新しく発売されたら、すぐに取り扱ってきたからです。今後もすぐ取り扱うことでしょう。

 ただ、他にも、低コストインデックスファンドを積極的に取り扱う証券会社はあります(マネックス証券など)。それでもSBI証券をおすすめするのは、低コストインデックスファンドでも、以下で説明する―ポイントサービスの対象になっているからです。


低コストインデックスファンドの保有でもポイントがもらえる―SBI証券を使うべき

 SBI証券には、投信マイレージサービスという―ポイントサービスがあります。投信マイレージサービスとは、投資信託の保有額に応じて、SBIポイントが獲得できる―ポイントサービス(以下、投信保有ポイントサービス)です。

 ポイント還元率は、年0.1%か年0.2%かのいずれかです。年0.1%になるか、年0.2%になるかは、投資信託の保有額が1,000万円を超えているかどうかできまります。1,000万円を超えていなければ年0.1%で、超えていれば年0.2%です。

 なお、信託報酬が年0.2%程度の低コストインデックスファンドにつくポイントは、年0.05%になります。また、投資信託の保有額が1,000万円を超えても、0.05%のままです。この点は注意してください。

 投信保有ポイントサービスをおこなっている―証券会社は他にもありますが、低コストのインデックスファンドが対象外であることが多いです。例えば、マネックス証券の場合、低コストの"たわらノーロードシリーズ"が、ポイントの対象外になっています。

 低コストインデックスファンドがポイント付与の対象外となる証券会社が多い中で、SBI証券は、低コストインデックスファンドでもポイント付与の対象になっている―数少ない証券会社です。低コスト運用にこだわるなら、低コストインデックスファンドの保有でもポイントがもらえるSBI証券を使うといいでしょう。

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>>SBI証券



遊んでいるお金から、ほったらかしで定期収入

楽天証券には、投資信託を毎月自動で取り崩してくれるサービスがあります。

このサービスをつかうと、ほったらかしで、遊んでいるお金の年4.8%(または年3.6%)が、楽天銀行の口座に毎月振り込まれます。


楽天証券ってどんな会社?

楽天証券は、楽天市場・楽天モバイル・楽天銀行で知られる、楽天グループに属する証券会社です。

楽天証券の総合口座数は864万口座、預り資産は、18.1兆円を超えています(2022年12月末時点)。

また、楽天証券で投資信託を保有、または、積み立ての設定をしている人は、274万人を超えています。


楽天証券の自動取り崩しサービスの実践履歴

実際に、楽天証券の「投資信託の自動取り崩しサービス」をつかった履歴をごらんください。

下のように、振込日(1~28日の中で好きな日を指定できます)の10日に間に合うように、投資信託を自動で売ってくれます。

楽天証券の投資信託自動取り崩しの履歴

また、取り崩したお金は、下のように自動で楽天銀行の口座に振り込んでくれています。

なお、取り崩しの際にかかる譲渡益税(利益の約20%)が源泉徴収されています。

※ちなみに、自動で振り込んでもらうには、楽天証券の口座と、楽天銀行の口座と連携させる「マネーブリッジ連携」というかんたんな設定が必要です。

楽天証券の振り込みの履歴


なぜ、年4.8%(または年3.6%)の収益がえられるの?

全世界株式の投資信託に投資すると、年4.5%(インフレ調整後)のリターンが期待できる

全世界株式に投資すると、年7%のリターンが期待できます。

>> 全世界株式のリターンが7%といえる詳しい理由は、この記事で解説しています。

>> 過去34年のデータから計算した、全世界株式のリターン7%の理由はこちら

全世界株式に投資する方法はいくつかありますが、投資信託を使うのが簡単です。

全世界株式に投資する投資信託のなかでは、手数料が安い「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(以下オール・カントリー)」がおすすめです。

オール・カントリーの手数料は年0.2%程度で、全世界株式に投資する投資信託のなかで、最安クラスです。

なお、全世界株式のリターンは年7%といいましたが、取り崩しは、年7%ではなく「年4.5%」にするのがベストです。

なぜなら、全世界株式のリターン:7%のうち、2.3%はインフレで増えた分だからです。

インフレで増えた2.3%分は、取り崩さずにそのまま運用をつづけて、その運用益で将来のインフレにそなえます。

また、先ほど解説したように、オール・カントリーには、年0.2%程度の手数料がかかるため、その分も取り崩さないでおきます。

したがって、全世界株式のリターン:7%から、インフレ分:2.3%と、オール・カントリーの手数料:0.2%を引いた年4.5%を取り崩すのがベストです。


しかし、年4.5%のリターンの取り崩しは、手間がかかる

実は、投資信託を毎月手動で取りくずす場合、かなり手間がかかります。

取りくずしの手間を、全世界株式の投資信託を取りくずす場合を例に解説すると、

1.まず、今月の取りくずし額を計算します。

全世界株式の場合、年4.5%が期待リターンですので、毎月「4.5%の12分の1」まで取りくずしても大丈夫です。

つまり、4.5%÷12ヶ月で、0.375%ですね。

たとえば、現在の資産額が120万円の場合、4,500円(=120万円×0.375%)と計算できます。

2.つぎに、1.で計算した額を売る、売却注文をだします。

証券会社のホームページにログインして、先ほど計算した額だけ、全世界株式の投資信託の売却注文をだします。

3.そして、売却注文が成立した翌日か、翌々日までまって、出金指示をだします。

実は、投資信託は、売却注文が成立しても、その日に出金指示をだせません。

出金指示ができるようになるのは翌日か、翌々日になってからです。

このように1日で注文・出金指示の、両方をすませることができません。

そのため、売却注文をだす日と、出金指示をだす日と、2日にわたってホームページで操作する必要があるのです。

自動取りくずしサービスがないと、毎月、この取りくずし作業をやらなければなりません。


楽天証券の自動取り崩しサービスなら、メンドクサイを解消

楽天証券の自動取りくずしサービスなら、毎月の取りくずし率を、0.1%以上0.1%単位で設定できます。

ここで設定した取りくずし率の分だけ、毎月自動で投資信託を売却してくれます。

全世界株式(年4.5%のリターン)の投資信託を取りくずす場合、月0.4%(年4.8%)、または月0.3%(年3.6%)に設定すると良いでしょう。

また、取りくずしたお金は、毎月指定した日(1~28日から好きな日を指定できます)に、楽天銀行の口座に振り込んでもらえます。

なお、設定した日に間に合うように、投資信託を売却してくれため、お金が必要な日よりまえに振込日を指定する必要はありません。

そのため、楽天証券を使えば、手間をかけずに、遊んでいるお金の年4.5%が、楽天銀行の口座に毎月振り込まれます。


ほったらかしで定期収入をもらうには、2つのステップだけ

1.楽天証券の口座を開設したら、全世界株式に投資する投資信託(オール・カントリーがおすすめ)を買って、その投資信託を、月0.4%(または0.3%)取り崩す設定をします。

2.楽天証券の口座と、楽天銀行の口座とを連携させる「マネーブリッジ連携」という設定をします。

この2つを最初にいちど設定するだけでおわりです。

・公式ページ




まとめ

楽天証券の投資信託自動取り崩しサービスを使うことで、遊んでいるお金から収益が上がります。

また、はじめるのもかんたんで、全世界株式の投資信託を買って、月に取りくずすパーセント(0.4%か0.3%)を決めるだけです。

楽天証券の投資信託自動取り崩しサービスがなければ、毎月手間のかかる取り崩しを自分でしなければなりません。

また、銀行預金ではお金はほとんど増えませんので、楽天証券での投資信託自動取り崩しサービスをおすすめします。

・公式ページ








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