証券会社は、低コストのインデックスファンドを取り扱っているところを選ぶこと

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証券会社は、低コストのインデックスファンドを取り扱っているところを選ぶこと

 投資信託は非常に銘柄数が多いため、積み立てる銘柄を選ぶのに苦労します。たくさんある銘柄から、インデックスファンドだけにしぼってもまだたくさんあります。

 積み立てる銘柄は、信託報酬が安いインデックスファンドにしましょう。なお、信託報酬が安いインデックスファンドを取り扱うかどうかは、金融機関によって違いがあります。信託報酬が安いインデックスファンドを、積極的に取り扱う証券会社に口座をひらきましょう。

  • 投資信託は非常に銘柄数が多いため、積み立てる銘柄選びに迷う
  • 積み立てる銘柄は、インデックスファンドにしぼる
  • インデックスファンドだけにしぼっても、まだ多くの銘柄がある
  • 積み立てる価値のある―低コストのインデックスファンドを取り扱う証券会社に口座を開く
  • 最初に選ぶ証券会社は非常に大切

投資信託は非常に銘柄数が多いため、積み立てる銘柄選びに迷う

 2016年4月現在、投資信託の銘柄数は約5,000銘柄ありますので、どの銘柄を積み立てるか迷います。

 積み立てる銘柄を決めるには、まず、アクティブファンドと、インデックスファンドとに分類するところからはじめましょう。

 アクティブファンド・インデックスファンドは、それぞれどのくらいの銘柄数があるのでしょうか?

  • 約5,000銘柄のうち、アクティブファンドは、4468銘柄です。
  • 約5,000銘柄のうち、インデックスファンドは、464銘柄です。

 なお、上記の銘柄数は、投資信託を評価する機関である―モーニングスターのホームページで取得しました。

 2つに分類できたら、インデックスファンドの中から積み立てる銘柄を決めましょう。


積み立てる銘柄は、インデックスファンドにしぼる

 積み立てる銘柄は、インデックスファンドにしぼりましょう。インデックスファンドにしぼる理由は、10年運用する場合、66%以上のアクティブファンドが、インデックスファンドより低い収益しか上げられない―というデータがあるからです。

>>積み立てる投資信託は、インデックスファンドにすること

 インデックスファンドにしぼることで、投資銘柄を選ぶ時間も節約できます。なぜなら、インデックスファンドは、「インデックスへの連動」を目指して運用するだけなので、どの銘柄も運用内容は変わりません。そのため、全ての銘柄の運用内容を確認する―といった手間がかかりません。

 ただ、インデックスファンドだけにしぼっても、まだたくさんの銘柄数があります。さらにしぼり込むには、どうすればいいのでしょうか?


インデックスファンドだけにしぼっても、まだ多くの銘柄がある

 投資信託は、インデックスファンドにしぼっても464銘柄もあり、さらに、外国株式にしぼっても90銘柄もあります。

 90銘柄から、積み立てる銘柄を選ぶには、コスト(=信託報酬)に注目しましょう。

 コストは、同じものに投資するインデックスファンドでも、年0.725%も違うことがあります。例えば、まず、外国株式インデックスファンドの―”ステート・ストリート 外国株式インデックス”は、年間0.95%のコストがかかります。一方、同じ外国株式インデックスファンドの―” たわらノーロード 先進国株式”は、年間0.225%のコストがかかります。このように、同じインデックスに連動するインデックスファンドなのに、コストに差があることはよくあります。

 年0.725%というと、少ないと思われるかもしれませんが、非常に大きな差です。たしかに、運用額が100万円なら、年7,250円(=100万円×0.725%)のコスト差しかありません。しかし、長い間積み立てて、運用額が5,000万円積み上がったとすると、年36万2,500円(=5,000万円×0.725%)も多くコストを支払うことになってしまうのです。

 このようにコストに差があるのは、インデックスファンドのコストが、毎年下がってきているからです。今より10年以上前に設定されたものは、すでに高コストのインデックスファンドになっています。


積み立てる価値のある―低コストのインデックスファンドを取り扱う証券会社に口座を開く

 積み立てる価値のある投資信託は、20個ぐらいしかありません。残念ながら、20個以外の投資信託は、年1%以上のコストがかかる商品がほとんどです。

 積み立てる価値のある投資信託とは、低コストのインデックスファンドです。低コストのインデックスファンドだと、年0.2%~0.5%程度のコストしかかかりません。コストは、確実に収益を押し下げるので、低コストにこだわることは非常に重要です。

 ただし、低コストのインデックスファンドには、取り扱う証券会社が少ない―という難点があります。現在、もっともコストが安い―”たわらノーロード”シリーズは、ネット証券4社しか取り扱っていません。また、同様に低コストで有名な―”<購入・換金手数料なし>ニッセイ”シリーズも、同じく、ネット証券4社しか取り扱っていません。

 低コストのインデックスファンドを取り扱う証券会社が少ないのは、売っても証券会社があまり儲からないからです。がんばって売っても、年0.1%~0.25%くらいの手数料しか取れない(※コストの半分くらいが証券会社の取り分です)低コストのインデックスファンドをわざわざ売らなくても、他に手数料がたくさん取れる銘柄はたくさんあります。手数料がたくさん取れる銘柄の中には、販売時にも1%~3%の手数料(=販売手数料といいます)を取れる投資信託もあります。証券会社も商売ですから、低コストのインデックスファンドをなかなか取り扱ってくれないのも、仕方がないのかもしれません。


最初に選ぶ証券会社は非常に大切

 投資信託は証券会社ごとに取り扱っている銘柄が異なるため、口座を開いた後で「欲しいインデックスファンドを取り扱っていないことに気づく」可能性があります。

 そんなことにならないように、最初から、低コストのインデックスファンドを取り扱う―証券会社に口座を開きましょう。低コストのインデックスファンドを購入するなら、おすすめはSBI証券です。SBI証券なら、低コストのインデックスファンドを全て取り扱っています。また、新しく低コストのインデックスファンドが発売された場合、早い時期に取り扱いをはじめることが多いです。

 最初にどこで口座を開くかによって、将来の投資の成果が大きく変わります。しっかり、低コストのインデックスファンドを取り扱っている―証券会社を選んで、投資を始めてください。






「おすすめ投資信託」を解説した記事はこちら
>>http://teiiyone.com/blog/cat19/




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