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国内債券インデックスファンドを徹底比較

 「投資信託は、インデックスファンドを選ぶ」で、投資信託は、インデックスファンドを選ぶと良いと解説しました。インデックスファンドを選ぶと良い理由は、コストが安いからでした。

 ただ、投資信託は、各販売会社で取り扱い銘柄が違うため、最もコストが安いインデックスファンドがどれなのか分かりにくいです。また、隠れたコスト(信託手数料以外の運用報告書にしか記載されないコスト)があることも、コストを把握しにくい原因になっています。では、どうやって、最もコストが安いインデックスファンドを見つければ良いのでしょうか?

 その問いに答えるために、運用にかかるコスト(=隠れたコストも考慮したデータ)が安い順に、全インデックスファンドを一覧表にしてみました。*一覧表の項目は、(1)運用にかかるコスト(2)信託報酬(税抜)(3)マザーファンドの総資産額です。

* インデックスファンドの数が多いカテゴリーは、年間コストが安い順に、上位の10ファンドのみ掲載しています。

国内債券インデックスファンド一覧(運用にかかるコストが安い順)

ファンド名 運用にかかるコスト** 信託報酬(税抜) 総資産額*** 販売会社一覧へ
My SMT 国内債券インデックス(ノーロード) 不明 0.10% 6262億 一覧へ
ニッセイ国内債券インデックスファンド 0.134% 0.12% 479億 一覧へ
eMAXIS Slim 国内債券インデックス 0.135% 0.12% 3199億 一覧へ
iFree 日本債券インデックス 0.137%% 0.22% 368億 一覧へ
Smart-i 国内債券インデックス 0.142% 0.12% 1266億 一覧へ
たわらノーロード 国内債券 0.155% 0.14% 2735億 一覧へ
三井住友・日本債券インデックス・ファンド 0.178% 0.16% 1234億 一覧へ
iシェアーズ 国内債券インデックス・ファンド 0.331% 0.27% 424億 一覧へ
SMT 国内債券インデックス・オープン 0.41% 0.37% 6452億 一覧へ
日本債券インデックスe 0.415% 0.37% 3873億 一覧へ

** 信託手数料以外のコスト(委託手数料・有価証券取引税・保管管理等)も含めたデータです。信託手数料と比較して、この数値がかなり高いものは、隠れた高コスト銘柄なので注意してください。
*** マザーファンドの総資産額です。
※上記のデータは、2022年9月現在のものです。

My SMT 国内債券インデックス(ノーロード)の主要な販売会社
(販売会社のホームページへ)
三井住友銀行


ニッセイ 国内債券インデックスファンドの主要な販売会社
(販売会社のホームページへ)
マネックス証券
SBI証券
楽天証券
松井証券
auカブコム証券
岡三証券
GMOクリック証券
フィデリティ証券


eMAXIS Slim国内債券インデックスの主要な販売会社
(販売会社のホームページへ)
マネックス証券
SBI証券
楽天証券
松井証券
auカブコム証券
SMBC日興証券
岡三証券
GMOクリック証券
フィデリティ証券


iFree日本債券インデックスの主要な販売会社
(販売会社のホームページへ)
マネックス証券
SBI証券
楽天証券
松井証券
auカブコム証券
岡三証券
GMOクリック証券


Smart-i 国内債券インデックスの主要な販売会社
(販売会社のホームページへ)
マネックス証券
SBI証券
楽天証券
松井証券
岡三証券


たわらノーロード国内債券の主要な販売会社
(販売会社のホームページへ)
マネックス証券
SBI証券
楽天証券
松井証券
auカブコム証券
SMBC日興証券
岡三証券


三井住友・日本債券インデックス・ファンドの主要な販売会社
(販売会社のホームページへ)
マネックス証券
SBI証券
楽天証券
松井証券
auカブコム証券
SMBC日興証券
岡三証券


iシェアーズ 国内債券インデックス・ファンドの主要な販売会社
(販売会社のホームページへ)
マネックス証券
SBI証券
楽天証券
松井証券
auカブコム証券


SMT 国内債券インデックス・オープンの主要な販売会社
(販売会社のホームページへ)
マネックス証券
SBI証券
楽天証券
松井証券
auカブコム証券
SMBC日興証券
フィデリティ証券


日本債券インデックスeの主要な販売会社
(販売会社のホームページへ)
SBI証券
楽天証券
松井証券
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岡三証券


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