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外国債券インデックスファンドを徹底比較

 「投資信託は、インデックスファンドを選ぶ」で、投資信託は、インデックスファンドを選ぶと良いと解説しました。インデックスファンドを選ぶと良い理由は、コストが安いからでした。

 ただ、投資信託は、各販売会社で取り扱い銘柄が違うため、最もコストが安いインデックスファンドがどれなのか分かりにくいです。また、隠れたコスト(信託手数料以外の運用報告書にしか記載されないコスト)があることも、コストを把握しにくい原因になっています。では、どうやって、最もコストが安いインデックスファンドを見つければ良いのでしょうか?

 その問いに答えるために、運用にかかるコスト(=隠れたコストも考慮したデータ)が安い順に、全インデックスファンドを一覧表にしてみました。*一覧表の項目は、(1)運用にかかるコスト(2)信託報酬(税抜)(3)マザーファンドの総資産額です。

* インデックスファンドの数が多いカテゴリーは、運用にかかるコストが安い順に、上位の10ファンドのみ掲載しています。

外国債券インデックスファンド一覧(運用にかかるコストが安い順)

ファンド名 運用にかかるコスト** 信託報酬(税抜) 総資産額*** 販売会社一覧へ
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス 0.169% 0.14% 1988億 一覧へ
ニッセイ外国債券インデックスファンド 0.187% 0.14% 466億 一覧へ
My SMT グローバル債券インデックス(ノーロード) 不明 0.14% 3083億 一覧へ
たわらノーロード 先進国債券 0.203% 0.17% 1379億 一覧へ
iFree 外国債券インデックス 0.217% 0.17% 2339億 一覧へ
Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジなし) 0.225% 0.17% 473億 一覧へ
三井住友・DC外国債券インデックスファンド 0.264% 0.21% 910億 一覧へ
三井住友DS・先進国債インデックス・ファンド 0.350% 0.27% 1634億 一覧へ
iシェアーズ 先進国債券インデックス・ファンド 0.437% 0.325% 300億 一覧へ
外国債券インデックスe 0.566% 0.50% 1532億 一覧へ

** 信託手数料以外のコスト(委託手数料・有価証券取引税・保管管理等)も含めたデータです。信託手数料と比較して、この数値がかなり高いものは、隠れた高コスト銘柄なので注意してください。
*** マザーファンドの総資産額です。
※上記のデータは、2022年9月現在のものです。

eMAXIS Slim先進国債券インデックスの主要な販売会社
(販売会社のホームページへ)
マネックス証券
SBI証券
楽天証券
松井証券
auカブコム証券
SMBC日興証券
岡三証券
GMOクリック証券
フィデリティ証券


ニッセイ 外国債券インデックスファンドの主要な販売会社
(販売会社のホームページへ)
マネックス証券
SBI証券
楽天証券
松井証券
auカブコム証券
岡三証券
GMOクリック証券
フィデリティ証券


My SMT グローバル債券インデックス(ノーロード)の主要な販売会社
(販売会社のホームページへ)
三井住友銀行


たわらノーロード先進国債券の主要な販売会社
(販売会社のホームページへ)
マネックス証券
SBI証券
楽天証券
松井証券
auカブコム証券
SMBC日興証券
岡三証券


iFree外国債券インデックスの主要な販売会社
(販売会社のホームページへ)
マネックス証券
SBI証券
楽天証券
松井証券
auカブコム証券
岡三証券
GMOクリック証券


Smart-i 先進国債券インデックス(為替ヘッジなし)の主要な販売会社
(販売会社のホームページへ)
マネックス証券
SBI証券
楽天証券
松井証券
岡三証券


三井住友・DC外国債券インデックスファンドの主要な販売会社
(販売会社のホームページへ)
マネックス証券
SBI証券
楽天証券
松井証券
auカブコム証券
SMBC日興証券
フィデリティ証券


三井住友DS・先進国債インデックス・ファンドの主要な販売会社
(販売会社のホームページへ)
SMBC日興証券


iシェアーズ 先進国債券インデックスの主要な販売会社
(販売会社のホームページへ)
マネックス証券
SBI証券
楽天証券
松井証券
auカブコム証券


外国債券インデックスeの主要な販売会社
(販売会社のホームページへ)
SBI証券
楽天証券
松井証券
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