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国内株式インデックスファンドを徹底比較

 「投資信託は、インデックスファンドを選ぶ」で、投資信託は、インデックスファンドを選ぶと良いと解説しました。インデックスファンドを選ぶと良い理由は、コストが安いからでした。

 ただ、投資信託は、各販売会社で取り扱い銘柄が違うため、最もコストが安いインデックスファンドがどれなのか分かりにくいです。また、隠れたコスト(信託手数料以外の運用報告書にしか記載されないコスト)があることも、コストを把握しにくい原因になっています。では、どうやって、最もコストが安いインデックスファンドを見つければ良いのでしょうか?

 その問いに答えるために、運用にかかるコスト(=隠れたコストも考慮したデータ)が安い順に、全インデックスファンドを一覧表にしてみました。*一覧表の項目は、(1)運用にかかるコスト(2)信託報酬(税抜)(3)マザーファンドの総資産額です。

* インデックスファンドの数が多いカテゴリーは、年間コストが安い順に、上位の10ファンドのみ掲載しています。

国内株式インデックスファンド一覧(運用にかかるコストが安い順)

ファンド名 運用にかかるコスト** 信託報酬(税抜) 総資産額*** 販売会社一覧へ
ニッセイTOPIXインデックスファンド 0.156% 0.14% 1173億 一覧へ
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) 0.158% 0.14% 7578億 一覧へ
iFree TOPIXインデックス 0.160% 0.14% 2014億 一覧へ
Smart-i TOPIXインデックス 0.163% 0.14% 662億 一覧へ
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド 0.184% 0.16% 1974億 一覧へ
My SMT TOPIXインデックス(ノーロード) 0.194% 0.14% 4661億 一覧へ
たわらノーロード TOPIX 0.190% 0.17% 3188億 一覧へ
つみたて日本株式(TOPIX) 0.203% 0.18% 7578億 一覧へ
日本株式インデックスe 0.415% 0.37% 2924億 一覧へ
SMT TOPIXインデックス・オープン 0.41% 0.37% 4560億 一覧へ

*** 信託手数料以外のコスト(委託手数料・有価証券取引税・保管管理等)も含めたデータです。信託手数料と比較して、この数値がかなり高いものは、隠れた高コスト銘柄なので注意してください。
*** マザーファンドの総資産額です。
※上記のデータは、2022年9月現在のものです。

ニッセイ TOPIXインデックスファンドの主要な販売会社
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マネックス証券
SBI証券
楽天証券
松井証券
auカブコム証券
SMBC日興証券
岡三証券
GMOクリック証券
フィデリティ証券


eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)の主要な販売会社
(販売会社のホームページへ)
マネックス証券
SBI証券
楽天証券
松井証券
auカブコム証券
SMBC日興証券
岡三証券
GMOクリック証券
フィデリティ証券
LINE証券


iFreeTOPIXインデックスの主要な販売会社
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マネックス証券
SBI証券
楽天証券
松井証券
auカブコム証券
SMBC日興証券
岡三証券
GMOクリック証券


Smart-i TOPIXインデックスの主要な販売会社
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マネックス証券
SBI証券
楽天証券
松井証券
auカブコム証券
SMBC日興証券
岡三証券


三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドの主要な販売会社
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SBI証券
楽天証券
松井証券
auカブコム証券
SMBC日興証券
岡三証券


My SMT TOPIXインデックス(ノーロード)の主要な販売会社
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auカブコム証券
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たわらノーロード TOPIXの主要な販売会社
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SMBC日興証券
岡三証券


つみたて日本株式(TOPIX)の主要な販売会社
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SMBC日興証券
岡三証券


日本株式インデックスeの主要な販売会社
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SMT TOPIXインデックス・オープンの主要な販売会社
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SMBC日興証券
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