投資信託は、主に、分散投資効果を得るために購入します。
ただ、投資信託には、どうしても手数料がかかります。それは、運用にたずさわる会社に、報酬を支払う必要があるからです。運用会社への報酬支払いは、コストと言え、投資信託の弱点と言えるでしょう。なぜなら、自分で分散投資を行った場合は、必要ないからです。そのため、運用会社への報酬は、できるだけ安くしたいところです。以前、運用会社への報酬(=コスト)の削減には、「ノーロードファンドとは」で、ノーロードファンドが良いと述べたことがあります。それは、ノーロードファンドを選ぶことで、販売手数料を無料にすることができるからでした。もっとコストを抑えるには、何を選べば良いのでしょうか?
コストを抑えるためには、インデックスファンドを選べば良いです。なぜなら、インデックスファンドは、信託報酬が安いからです。
インデックスファンドは、ベンチマークと同じように取引するだけです。そのため、有望な企業がないか調査したり、頻繁に銘柄の組替えをする必要がないため、調査費、売買手数料が少なくて済みます。以上の理由から、インデックスファンドの信託報酬は、安く済みます。
図:インデックスファンドなら、手数料を抑えられる
投資信託自動取り崩しサービスがある証券会社のおすすめランキング
取り崩しの年率を設定すると、毎月取り崩し年率の12分の1の額を取り崩してくれます。
たとえば、全世界株式のリターン:4.5%(インフレ調整後)を設定すると、毎月0.375%(=4.5%÷12ヶ月)ずつ取り崩してくれます。
そのため、取り崩したい年率の、ぴったり1ヶ月分を毎月取り崩すことができます。
取り崩したお金は、毎月設定した額を、設定した銀行口座に振り込んでもらうように設定できます。
ですので、証券会社の都合で、振込先の銀行がしばられません。
現時点でもっともすぐれた取り崩しサービスを提供しており、いちばんおすすめです。
・公式ページ
資産額の0.1%以上0.1%刻みで、毎月の取り崩し率の設定ができます。
全世界株式のリターン:年4.5%(インフレ調整後)を毎月取り崩すなら、月0.3%(年3.6%)もしくは月0.4%(年4.8%)のいずれかで取り崩すと良いでしょう。
取り崩したお金は、毎月、全額を楽天銀行に自動で振り込んでもらうように設定することもできます。
・公式ページ
「毎月○%取り崩す」というようなパーセントでの取り崩しはできず、額を指定する(例:月5万円など)取り崩ししかできません。
銀行口座への自動振り込みはおこなっておらず、定期的に証券口座から、銀行口座に手動でお金を動かさなくてはなりません。
・公式ページ