現在、外国株式に投資するインデックスファンドの主流は、外国株式インデックスファンドです。外国株式インデックスファンドは、国内株式インデックスファンドに比べ、手数料が高いです。具体的に比べてみると、まず、国内株式インデックスファンドの手数料は、信託手数料0.55%で、購入手数料0%(=ノーロード)が多数あります。一方、外国株式インデックスファンドの手数料は、信託手数料0.84%で、購入手数料1.05%のものが多数を占めています
しかし、最近、外国株式のインデックスファンドに“海外ETF”という信託手数料の非常に安い(=0.25%)ものが出てきました。海外ETFとは、海外の証券取引所に上場されている投資信託です。つまり、海外の優れたETFを、国内の証券会社でも購入可能にしてくれたものです。
注意点として、海外ETFは、外国株式インデックスに連動するものだけではないことを覚えておいてください。要するに、“外国株式インデックス(=MSCI KOKUSAI)に連動するもの”は、海外ETFの中の一銘柄(銘柄名:iShares MSCI KOKUSAI Index)にすぎません。例えば、他に、米国の株式インデックス(=S&P500など)に連動する海外ETFもあります。そのため、ここでいう海外ETFとは、“外国株式インデックス(=MSCI KOKUSAI)に連動するもの”を指していると理解してください。
信託手数料の非常に安い海外ETFですが、取り扱い証券会社がまだ3社しかありません。そのため、まだ、購入手数料の値下げ競争が活発になっていません。したがって、購入手数料が高くなっています。では、具体的にどのくらいの購入手数料がかかるのでしょうか?
最も安い証券会社でも、1注文25.2米ドルの手数料がかかります。海外ETFの取り扱い証券会社の購入手数料は、以下です。なお、SBI証券と楽天証券は、1000株超の取引の場合、1株毎に2.1セント追加されます。
最も安く海外ETFを購入できる証券会社は、マネックス証券です。1注文25.2米ドルの手数料がかかります。また、残りの2社は、SBI証券と楽天証券です。SBI証券は、1注文26.25米ドル(1000株まで)、楽天証券は、1注文31.5米ドル(1000株まで)の手数料がかかります。
図:海外ETFを扱う証券会社一覧
| 証券会社名 | 購入手数料 | |
| 1000株まで | 1000株超 | |
| 1注文25.2米ドル | ||
| SBI証券 | 1注文26.25米ドル | 1株毎に2.1セント(税込)追加 |
| 楽天証券 | 1注文31.5米ドル | |
図:海外ETFの購入手数料率(マネックス証券で購入、1米ドル=100円の場合)
購入銘柄:iShares MSCI KOKUSAI Index 1株:30.61米ドル(08年10月31日現在)
| 購入株数(日本円換算額) | 購入手数料率* |
| 10株(30,610円) | 8.23% |
| 100株(306,100円) | 0.82% |
| 200株(612,200円) | 0.41% |