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世界株式の平均利回りは何パーセント?(20年・30年投資した場合)

 世界株式は、債券よりもたかい利回りが期待できます。そのかわり、世界株式は値動きがはげしいため、利回りがおおきくばらつきます。

 ただ、世界株式への投資をはじめるなら、具体的に「どのくらいの平均利回りが期待できるのか」は知りたいところです。そこで、ネット上で手に入るデータを元に、エクセルで計算しました。

 では、世界株式に20年・30年投資した場合、利回りはどのくらいなのでしょうか?

 世界株式に20年・30年投資した場合の、1年あたりの利回りは約6%でした。この計算の内容は以下です。


世界株式の平均利回り(20年・30年投資した場合)

世界株式の20年・30年利回りの図解

 世界株式に20年投資した場合の、1年あたりの利回りは以下です(1988~2019年のデータで計算)。

  • 平均リターンは、5.91%
  • 最大リターンは、8.84%
  • 最小リターンは、3.53%

 世界株式に30年投資した場合の、1年あたりの利回りは以下です。(1988~2019年のデータで計算)

  • 平均リターンは、6.76%
  • 最大リターンは、7.66%
  • 最小リターンは、6.13%

 世界株式の平均利回りは、20年・30年ともに「約6%」です。ただし、6%という実績は過去のデータなので、こんごも同じ結果になるとは限りません。


計算に使った、世界株式の利回りデータの出所

 世界株式の利回りの計算には、さまざまなインデックスのデータを公開してくれている、「myINDEX」というサイトのデータを使わせていただきました。

 使用したデータがある場所は、以下です。

1.まず、「myINDEX」の「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス (ACWI) (円) 」のページにアクセスします。

myINDEXのサイト画像

 なお、「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス (ACWI) (円) 」は、先進国(日本を含む)と新興国との株式指標を、円換算したものです。

MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(MSCI ACWI)は、MSCI指数の一つで、米国のMSCI Inc.が算出・公表する、世界の株式を対象とした株価指数をいいます(ACWIは、「All Country World Index」の略)。これは、世界の先進国(23カ国)と新興国(24カ国)の株式の総合投資収益を各市場の時価総額比率で加重平均して指数化したもので、世界の株式の時価総額(浮動株調整後)の約85%をカバーしています。

iFinanceより引用

2.アクセスしたページの下の方にある、「グラフ」という項目の「年次リターン」タブをクリックします。

年次リターンをクリックの画像

3.グラフになっていますが、マウスカーソルをあわせると数値がでます。

グラフをクリックすると数値が表示される画像

 これが各年の世界株式の利回りです。画像では1988年の利回りが28.1%だとわかります。この利回りのデータを使って、世界株式に20年・30年投資した場合の、利回りを計算します。


世界株式の利回りの計算方法

 世界株式を20年運用した場合の利回りは、先ほどの利回りのデータを20年分掛けあわせて計算します。

 たとえば、1988~2007年の20年利回りを計算する場合、各年の利回りを順番にかけていきます。

  • まず、1988年の利回りは28.1%でしたので、「1×(1+28.1%)」で1.281。
  • つぎに、1989年の利回りは35.3%でしたので、「1.281×(1+35.3%)」で1.733193。
  • そして、1990年の利回りは-21.1%でしたので、「1.733193×(1-21.1%)」で1.367489277というように計算します。

 このように2007年までの20年分を計算すると、5.442975099という計算結果になります。つまり、1988年に1円を世界株式に投資したら、2007年には約5円になったということです。

 この「20年運用したときの利回り」を、1988~2007年から、2000~2019年までの13回分計算します。

  • 1988~2007年の世界株式の利回りは、5.442975099。
  • 1989~2008年の世界株式の利回りは、2.001281242。
  • ~省略~
  • 2000~2019年の世界株式の利回りは、2.765454553。

 これで、1988年から2000年までに投資をはじめて、20年運用した場合の利回りデータ(13回分)が手に入りました。

 なお、世界株式を30年運用した場合の利回りは、同じように30年分の利回りを掛けあわせて計算します。


集めた利回りデータから平均利回り・最大利回り・最小利回りを計算

 集めた利回りのデータから、平均利回り・最大利回り・最小利回りを計算します。

 20年運用した場合の、平均利回り・最大利回り・最小利回りは以下です。

  • 平均利回りは、3.152030638(年利に変換すると、5.91%)。
  • 最大利回りは、5.442975099(年利に変換すると、8.84%)。
  • 最小利回りは、2.001281242(年利に変換すると、3.53%)。

 1988~2019年の間に世界株式に20年投資した場合、平均で5.91%の利回りが得られ、最高で8.84%・最低でも3.53%の利回りが得られました。

 30年運用した場合の、平均利回り・最大利回り・最小利回りは以下です

  • 平均利回りは、7.123591091(年利に変換すると、6.76%)。
  • 最大利回りは、9.157000838(年利に変換すると、7.66%)。
  • 最小利回りは、5.951842118(年利に変換すると、6.13%)。

 1988~2019年の間に世界株式に30年投資した場合、平均で6.76%の利回りが得られ、最高で7.66%・最低でも6.13%の利回りが得られました。30年運用すると運用結果のばらつきが少なくなり、年利が平均にかなり近づきます。

 これらを元にグラフにしたのが、下の図解です。

世界株式の20年・30年利回りの図解

 ちなみに、20年・30年の利回りのデータを、年利に変換する計算は以下です。

・20年利回りを変換する計算
→20年利回りの数値^(1/20)-1

・30年利回りを変換する計算
→30年利回りの数値^(1/30)-1

 たとえば、1988~2007年の20年利回り:5.442975099を年利に変換するには、以下のように計算します。
→5.442975099^(1/20)-1=8.84%


計算に使ったエクセルのダウンロード

 計算に使ったエクセルをダウンロードできるようにしておきますので、くわしい計算内容がみたいかたはダウンロードしてみてください。

>>sekai_kabushiki_20_30.xlsx

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