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株式型投資信託とは

株式投資信託とは、一般的には、"株式に投資できる"投資信託のことです。

しかし、ここでは、"株式を主な投資対象"として利益を狙う、
投資信託について解説したいと思います。

株式型投資信託の投資対象は、国内または、外国の株式です。
また、両方に投資する投資信託もあります。

株式型投資信託の利点と欠点
・利点
株式型投資信託の利点は、良好な銘柄に投資すれば、大きく儲かる可能性があることです。
なぜなら、投資対象の株式は、価格の変動幅が大きいからです。

・欠点
しかし、"価格の変動幅が大きい"ことは、同時に、良くない銘柄に投資してしまうと、
大きく損をする可能性もあることを示しています。
これが、株式型投資信託の欠点と言えるでしょう。

株式型投資信託のリターンとリスク
・リターン
前述したように、株式は価格の変動幅が大きいため、良好な銘柄を選ぶ能力が高いファンドは、優秀なリターンを上げています。

参考データ(2022年9月現在) 5年リターン

ファンド名 リターン 購入手数料が、最も安い販売会社
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) 6.23%(年率=1年あたり) SBI証券(0%)
ニッセイTOPIXインデックスファンド 6.19%(年率) SBI証券(0%)
※リターンは過去の実績であり、将来の収益を約束するものではありません。

・リスク
株式型投資信託のリスクには、信用リスク、価格変動リスクがあります。
さらに、外国の株式に投資する場合は、為替リスクも加わります。

信用リスクとは、投資先が倒産してしまうなどのリスクのことです。
株式を購入することは、会社の一部を購入するのと同じことです。
そのため、会社が倒産すれば、株式の価値は無くなってしまいます。

価格変動リスクとは、価格の変動により、資産価値が影響を受けることです。
株式は、証券取引所で取引されているので、需給関係で価格が変わります。

為替リスクとは、日々変化する"通貨の交換レート"の、影響を受けるリスクのことです。
解約(または、買取請求)した際に、株式自体の価値が上がっていても、
円の価値が上がっていた場合、儲けが目減り(または、損を)する可能性があります。

株式型投資信託のリスク
株式型投資信託のリスク

株式型投資信託の所得区分

株式型投資信託は、株式投資信託に分類されます。
よって、株式型投資信託で得た収益分配金は、配当所得です。
また、換金時に、
解約請求・買取請求をした場合のいずれも、譲渡所得になります。

・配当控除の対象?
株式と、外国資産への割合によっては、投資の配当控除が利用できます。

株式型投資信託の投資対象は、国内または、外国の株式です。
また、両方に投資する投資信託もあります。



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