ポートフォリオを組めば*、相場の影響を軽減できます(=リスクを軽減できます)。相場軽減効果例は、以下です。まず、「国内へ投資するファンド」と、「外国へ投資するファンド」とを組み合わせると、為替変動の影響を軽減できます。また、「株式ファンド」と、「債券ファンド」とを組み合わせると、金利変動の影響を軽減できます。
* "ポートフォリオを組む"とは、複数の投資信託を―組み合わせて保有すること。
ただ、実際にポートフォリオを組んで―相場の影響を軽減することを考えた場合、組み合わせたポートフォリオのリスクが、どの程度の数値になるのか知りたくなると思います。この"組み合わせたポートフォリオのリスクが、どの程度の数値になるのか?"は、過去のデータを使って計算することで、予測できます**。
** 長くなるので、計算方法は割愛。詳しく知りたい場合はこちら→資産を組み合わせた場合のリスク計算
では、代表的なポートフォリオのリスク数値は、どのくらいなのでしょうか?
年金積立金管理運用独立行政法人(=年金の公的運用機関)の運用データを元に、代表的なポートフォリオのリスクを計算してみました。計算結果は、以下の表のとおりです。なお、一緒に、リターンも記載しました。
図:代表的なポートフォリオのリターン・リスク
ポートフォリオのタイプ | リターン | リスク |
安定運用*** | 4.08% | 9.61% |
積極運用**** | 4.9% | 16.65% |
保守的運用***** | 3.25% | 7% |
**** ポートフォリオの内容:国内株式50%・外国株式50%
***** ポートフォリオの内容:国内債券50%・外国債券50%
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