目標額に達したら、期待リターンに応じた金額の取り崩しをはじめます。
ただ、取り崩しの際には、ポイント換金を忘れがちになります。ポイントも忘れずに換金するようにしましょう。
- 目標額に達したら、毎月資産の組み合わせの期待リターンに応じた金額を取り崩す
- 投資信託の保有で手に入る、ポイントの換金を忘れがちになる
- 投信保有ポイントをしっかり換金しよう
目標額に達したら、毎月資産の組み合わせの期待リターンに応じた金額を取り崩す
投資資産の価格は日々変動しますので、それにともない資産額も変動します。資産額の変動幅は、株式は大きく、債券は少ないです。
資産額の変動により、期待リターンを上回る利益が一時的にあがる時期もあります。たとえば、期待リターン5%の外国株式が20%値上がりする、ということもあります。
この時、欲を出して期待リターンを上回る取り崩しをしてはいけません。期待リターンを上回る分は元本ですから、適正な額に下がったときに確実に投資元本から減っています。
投資信託の保有で手に入る、ポイントの換金を忘れがちになる
積み立てで目標額がたまると、年に1回など、売却のタイミングだけログインするようになるでしょう。
しかし、このときに同時にたまっている、ポイント収入には関心が薄れがちです。取り崩し額に比べれば、ポイント収入は少ないからです。
投資信託の保有によるによるポイントも、立派な収益です。ポイント収益に関してもしっかり確認してください。
投信保有ポイントをしっかり換金しよう
大金になると、投信保有ポイントはバカにできない額になります。SBI証券では、投資信託保有額の0.1%のポイント収益が得られます。0.1%と言うと少なく感じるかもしれませんが、たくさんの額が積み上がった状態であれば0.1%でも大きな金額になるのです。なお、信託報酬が0.2%を切るような超低コストのインデックスファンドの場合は、投資信託保有額の0.05%のポイント収益に下がります。
SBIポイントは、ポイントの85%の現金にすることができます。たとえば、1,000SBIポイントは、850円の現金にできます。なお、85%の現金にするためには、住信SBIネット銀行の口座が必要です。
ポイントの換金を忘れないために、カレンダーに書き込むなどの工夫をしておきましょう。換金は、1年に最低でも1回、日にちを決めて、忘れずにおこないましょう。1年以上放置しておくと、ポイントの有効期限が切れてしまう可能性があります。
投資信託自動取り崩しサービスがある証券会社のおすすめランキング
取り崩しの年率を設定すると、毎月取り崩し年率の12分の1の額を取り崩してくれます。
たとえば、全世界株式のリターン:4.5%(インフレ調整後)を設定すると、毎月0.375%(=4.5%÷12ヶ月)ずつ取り崩してくれます。
そのため、取り崩したい年率の、ぴったり1ヶ月分を毎月取り崩すことができます。
取り崩したお金は、毎月設定した額を、設定した銀行口座に振り込んでもらうように設定できます。
ですので、証券会社の都合で、振込先の銀行がしばられません。
現時点でもっともすぐれた取り崩しサービスを提供しており、いちばんおすすめです。
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資産額の0.1%以上0.1%刻みで、毎月の取り崩し率の設定ができます。
全世界株式のリターン:年4.5%(インフレ調整後)を毎月取り崩すなら、月0.3%(年3.6%)もしくは月0.4%(年4.8%)のいずれかで取り崩すと良いでしょう。
取り崩したお金は、毎月、全額を楽天銀行に自動で振り込んでもらうように設定することもできます。
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「毎月○%取り崩す」というようなパーセントでの取り崩しはできず、額を指定する(例:月5万円など)取り崩ししかできません。
銀行口座への自動振り込みはおこなっておらず、定期的に証券口座から、銀行口座に手動でお金を動かさなくてはなりません。
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