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期待リターンを上回る取り崩しをしないこと

 投資資産は・日々値動きします。その値動きによって、期待リターンよりもおおく利益が出る時期もあります。

 ただ、期待リターンよりもおおく出た利益は、そのうち元に戻ってしまいます。期待リターンを上回る取り崩しはしないでください。期待リターンを上回る取り崩しは、元本割れの原因になります。

  • 値動きによって、期待リターンよりおおく利益がでる時期もある
  • 期待リターンよりおおく上がった利益は、そのうち元に戻る
  • 期待リターンを上回る取り崩しをしてはいけない

値動きによって、期待リターンよりおおく利益がでる時期もある

 価格の変動は、下がるばかりではなく、上がることもあります。価格の変動幅はリスクという言葉で表され、その資産が1年間で上下にどの程度変動するのかを表します。

 特に株式は価格の変動幅が大きいため、価格が大きく上がる時期もあります。株式は、1年間に上下20%以上変動する可能性が高いです。

 そのとき、価格が期待リターンより上がった分は、売ってもいいと思うかもしれません。たとえば、株式が年に20%上がった場合は、期待リターン:5%を上回る15%(=20%-5%)は売ろう、という具合です。


期待リターンよりおおく上がった利益は、そのうち元に戻る

 期待リターンより多く上がった利益を、下がる前に売ってしまおう、または余計に上がった分は売ってしまおう、と考える方もおられるかもしれません。

 しかし、投資資産には、期待リターン分しか利益をだす力はありません。たとえば、株式なら5%・債券なら3%程度しか、利益は期待できません。

 期待リターンを超えた分は、そのうち元に戻ります。投資資産は上下に変動しながら、何十年か運用後に振り返ったときに、結果的に期待リターン分が増えているのです。


期待リターンを上回る取り崩しをしてはいけない

 期待リターンを超える分は、元本です。期待リターンより多くの額を取り崩すと、元本自体が減ってしまいます。

 取り崩した分は、正常に戻ったときに確実に元本から減っています。取り崩しを開始するのは、給与収入がないリタイア後がほとんどなので、元本割れは絶対に避けなければなりません。

 くれぐれも取り崩しは、「期待リターンに応じた額」にしてください。たとえば、株式:50%・日本債券:50%の組みあわせの場合、期待リターンは年3.95%ですから、3,000万円投資したのであれば、年118.5万円(=3,000万円×3.95%)をこえる額は取り崩さないでください。

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