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投資とパソコンに不慣れな親のために、投資信託のアドバイスをした話

 先日、親に投資信託のアドバイスを求められました。おこなったアドバイスは、投資信託で運用し、得た利益を定期的に取り崩すものです。

 ただ、親は、投資とパソコンに不慣れだという問題があります。この問題点をクリアできるように、投資信託のアドバイスをしました。


親に、投資信託のアドバイスを求められた

 先日、親から投資信託のアドバイスを求められました。100万円を増やして欲しい、という依頼でした。私がしたアドバイスは、投資信託に投資して、運用で得た利益を定期的に売るものです。


親は、投資信託とパソコンに不慣れだ

 問題は、親が、投資とパソコンとに不慣れだという点です。そのため、定期的にネット証券にログインして、売り注文をだすのは難しいです。


簡単にできるように投資信託のアドバイスをした

 私がしたアドバイスは、以下です。

親の耐えられるリスクに合わせた、資産構成を決める

 まず、親の耐えられるリスクに合わせて、資産構成を決めました。親は、ずっと預金で運用していたため、リスクが低い組み合わせにしました。具体的には、日本債券:70%・外国株式:30%です。

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 この組み合わせの最大損失率は、年10%です。つまり、1年間に10万円程度は、一時的に損失がでる可能性があります。その損失がでている状況を想像してもらって、不安で夜に眠れなくならないかを確認しました。

定期解約には、SBI証券の「定期売却サービス」を使う

 次に、定期的に売却できるサービスを選びました。親がパソコンに不慣れなため、サイトにログインしなくても定期的に自動で取り崩してくれる、SBI証券の「投資信託定期売却サービス」を選びました。定期売却する月は、偶数月にしました。偶数月したのは、年金が入る月に合わせるためです。

 「偶数月に取り崩す額」の計算は、以下のようにおこないます。まず、各資産の投資額に期待リターン(信託報酬を引いたもの)を掛けます。次に、上記の計算結果を6で割ります。

  • 国内債券への投資額(全投資額の70%):70万円×(国内債券のリターン:2%-信託報酬:0.2%)÷6=2,100円
  • 外国株式への投資額(全投資額の30%):30万円×(国内株式のリターン:5%-信託報酬:0.2%)÷6=2,400円

取り崩し額を計算するエクセルファイル

>> このエクセルファイルをダウンロードする

出金は、SBI証券のATMカードでおこなう

 そして、証券口座から直接出金できる方法を考えました。SBI証券のATMカードを使えば、対応するATM(セブン銀行・ゆうちょ銀行)で、SBI証券の口座から直接お金を下ろせます。ATM手数料は、セブン銀行(0~100円)・ゆうちょ銀行ATM(200円)です。








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