信託報酬がとっても安い「ETF」。ETFの信託報酬が安い理由

投資信託ガイドTop > 国内ETF > 信託報酬がとっても安い「ETF」。ETFの信託報酬が安い理由

« モーニングスターとは | メイン | 国内株式ファンドは、ニッセイTOPIXインデックスファンドがおすすめ »

信託報酬がとっても安い「ETF」。ETFの信託報酬が安い理由

 ETFの最大の特長は、投資信託と比べて信託報酬が安いことです。投資信託の中でも信託報酬が安い―インデックスファンドと比べても、ETFの方が信託報酬は安いです。ただ、ETFと、インデックスファンドとは、両方ともインデックスに連動することを目指す―という点で運用内容は同じです。では、なぜ、ETFの信託報酬は安いのでしょうか?

 それは、ETFは、信託報酬の支払先が少ないからです。

  • ETFは信託報酬の支払先が少ないため、信託報酬が安くなっている
  • ETFの信託報酬は、運用会社のホームページ、または目論見書で確認できる
※追記(2015/12/23)
現在、インデックスファンドの低コスト化が進んでいるため、ETFよりもインデックスファンドの方が信託報酬が安い場合も多くなっています。

ETFは信託報酬の支払先が少ない

 ETFの信託報酬がインデックスファンドより安い理由は、「販売会社への信託報酬の支払い」がないからです。「販売会社への信託報酬支払いがない」とだけいっても分かりづらいと思いますので、投資信託と比較して考えてみます。

  • 投資信託は、信託報酬を「運用会社・販売会社・受託銀行」に支払います。
  • 一方、ETFは、信託報酬を「運用会社・受託銀行」に支払います。

上記から分かるように、ETFは、信託報酬を販売会社に支払う必要がないのです。そのため、おおむね「販売会社に支払う額程度」、ETFは、投資信託よりも信託報酬が安くなっています。

 ”販売会社への信託報酬の支払いがないETF”と、”販売会社への信託報酬の支払いがあるインデックスファンド”との信託報酬を比較してみましょう。ETFの信託報酬は、インデックスファンドよりも0.2%前後安くなっています。

国内株式ETFとインデックスファンドとの信託報酬比較

ETF名(証券コード) 信託報酬(税抜)
MAXIS トピックス上場投信(1348) 0.078%
上場インデックスファンドTOPIX(1308) 0.088%
TOPIX連動型上場投資信託(1306) 0.110%
ダイワ上場投信-トピックス(1305) 0.110%
インデックスファンド名 信託報酬(税抜)
ニッセイTOPIXインデックスファンド 0.18%
三井住友・DC日本株式インデックスファンドS 0.19%
iFree TOPIXインデックス 0.19%
日本株式インデックスe 0.37%

外国株式ETFとインデックスファンドとの信託報酬比較

ETF名(証券コード) 信託報酬(税抜)
MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信(1550) 0.25%
上場インデックスファンド海外先進国株式(1680) 0.25%
インデックスファンド名 信託報酬(税抜)
ニッセイ外国株式インデックスファンド 0.20%
iFree 外国株式インデックス 0.21%
たわらノーロード 先進国株式 0.225%
外国株式インデックスe 0.50%

外国債券ETFとインデックスファンドとの信託報酬比較

ETF名(証券コード) 信託報酬(税抜)
上場インデックスファンド海外債券毎月分配型(1677) 0.25%
インデックスファンド名 信託報酬(税抜)
ニッセイ外国債券インデックスファンド 0.17%
iFree 外国債券インデックス 0.18%
たわらノーロード 先進国債券 0.20%
三井住友・DC外国債券インデックスファンド 0.21%

新興国株式ETFとインデックスファンドとの信託報酬比較

ETF名(証券コード) 信託報酬(税抜)
上場インデックスファンド海外新興国株式(1681) 0.25%
インデックスファンド名 信託報酬(税抜)
たわらノーロード 新興国株式 0.495%
インデックスファンド海外新興国(エマージング)株式 0.55%
SMT 新興国株式インデックス・オープン 0.60%
eMAXIS 新興国株式インデックス 0.60%
Funds-i 新興国株式 0.60%


ETFの信託報酬は、ホームページ・目論見書で確認

 ETFの信託報酬をご自分で調べたい場合は、運用会社のホームページ、または目論見書で調べられます。基本的に、運用会社のホームページを調べれば、信託報酬が掲載されています。ただし、運用会社によっては、銘柄の詳細ページに信託報酬を掲載していない場合もあります。運用会社のホームページに信託報酬が掲載されていない場合は、目論見書で、信託報酬を確認しなければなりません。

 まず、例として、「上場インデックスファンド海外先進国株式(証券コード:1680)」の信託報酬を、運用会社のホームページの銘柄詳細ページで調べてみましょう。1680の運用会社は、日興アセットマネジメントですから、日興アセットマネジメントのホームページにアクセスして、「1680の詳細ページ」を表示します。詳細ページにアクセスしたら、左のメニューから、「商品概要」をクリックします。

1680の詳細ページの左のメニューから商品概要をクリック

すると、「手数料等の概要」の欄に、信託報酬が掲載されています。

手数料等の概要で信託報酬を確認

なお、ETFの運用会社が分からない場合、銘柄名をGoogle検索(今回は「上場インデックスファンド海外先進国株式」で検索)すると、だいたい銘柄の詳細ページが一番上に出てきます。

 次は、TOPIX連動型上場投資信託(証券コード:1306)の信託報酬を、目論見書で調べてみましょう。1306の運用会社は、野村アセットマネジメントですから、野村アセットマネジメントのホームページにアクセスして、「1306の詳細ページ」を表示します。詳細ページにアクセスしたら、「交付目論見書」をクリックします。

1306の交付目論見書をクリック

クリックすると目論見書(PDFファイル)が開きますので、「運用管理費用(信託報酬)」という欄に、信託報酬が書かれています。

運用管理費用(信託報酬)で信託報酬を確認

今回調べた1306の場合、運用管理費用(信託報酬)の欄は、交付目論見書の9ページにありました。






「おすすめ投資信託」を解説した記事はこちら
>>http://teiiyone.com/blog/cat19/




カテゴリー一覧

投資ツール