投資信託の決算周期には、"毎月決算型"と"一年決算型"等の種類があります。投資信託を持っていれば、決算ごとに分配金が支払われます。
決算周期の違いで生じることに、一つ不思議なことがあります。一つの投資信託に、毎月決算型と一年決算型の二つの決算周期タイプが用意されている場合、同じ運用内容であるにもかかわらず、一年決算型の方が運用益が多いことがあります。なぜ、一年決算型の方が運用益が多くなるのでしょうか?
それは、決算ごとにファンドの運用資産が、分配金の税金分減るからです。
決算ごとにファンドの運用資産が、分配金の税金分減る
毎月決算型と一年決算型では、一年決算型の方が、運用益が多いことがあることを解説しました。では、なぜ運用益に違いがでるのか?を解説していきましょう。
決算ごとに支払われる分配金には、税金がかかります。分配金は、ファンドの運用資産から、支払われます。したがって、決算ごとにファンドの運用資産が、税金分減ってしまいます。このことから、毎月税金がかかる毎月決算型は、一年に一度しか税金がかからない一年決算型より、運用面で不利です。そのため、一年決算型の方が、運用益が多くなることがあります。
図:決算による運用資産の変化
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