「ノーロードファンドとは」で、ノーロードファンドとは、購入手数料が無料のファンドだと解説しました。ノーロードファンドは、購入時に余分な手数料がかからないため、投資家にとって魅力的な投資対象です。
ただ、いくら投資家にとって魅力的な投資対象であったとしても、販売会社がいくら売っても儲からない商品だと、売りに出されないはずです。販売会社は、ノーロードファンドをいくら売っても、販売時に手数料を受け取ることはできません。これでは、販売会社は、ノーロードファンドを扱ってもまったく儲からないような気がします。それなのに、なぜノーロードファンドの販売が可能なのでしょうか?
それは、販売会社は、ノーロードファンドから信託報酬を受け取ることができるからです。
販売会社は、ノーロードファンドから、信託報酬を受け取れる
販売会社は、ノーロードファンドをいくら売っても、販売手数料を受け取ることができないことを解説しました。では、なぜ販売会社は、販売手数料を取れない商品の販売が可能なのか?を解説しましょう。それは、販売会社は、ノーロードファンドから、信託報酬を受け取れるからです。
ファンドは、信託報酬を支払います。信託報酬は、投資信託会社、受託銀行、販売会社が受け取れます。したがって、販売会社は、ファンドから信託報酬が受け取れます。このことから、販売会社は、信託報酬を受け取れるため、販売時に手数料を受け取れないノーロードファンドを販売することが可能となります。
図:販売会社は、ファンドから信託報酬を受け取ることができる
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