毎月分配型の投資信託は、毎月分配金を配る投資信託です。毎月分配型の投資信託選びで、どうしても目が行くのは、分配金と投資した場合の利率だと思います。
ただ、分配金に注目して、毎月分配型の投資信託を選ぶ際には、注意が必要です。毎月分配型の投資信託選びの注意点とは、何でしょうか?
1つのファンドに全ての資産を投資してはいけないということです。なぜいけないのでしょうか?それは、将来、そのファンドの市場が、不況なったときに備えるためです。
今は投資するファンドの市場が好況でも、いずれ経済の循環によって不況になります。そのファンドの市場が不況になったときに、価値が上がるものに同時に投資していた場合、不況の影響を軽減できます。したがって、今は業績がよくても、その市場が不況のときに価値が上がるものに同時に投資するべきです。
図:1つのファンドに全ての資産を投資してはいけない
投資信託自動取り崩しサービスがある証券会社のおすすめランキング
取り崩しの年率を設定すると、毎月取り崩し年率の12分の1の額を取り崩してくれます。
たとえば、全世界株式のリターン:4.5%(インフレ調整後)を設定すると、毎月0.375%(=4.5%÷12ヶ月)ずつ取り崩してくれます。
そのため、取り崩したい年率の、ぴったり1ヶ月分を毎月取り崩すことができます。
取り崩したお金は、毎月設定した額を、設定した銀行口座に振り込んでもらうように設定できます。
ですので、証券会社の都合で、振込先の銀行がしばられません。
現時点でもっともすぐれた取り崩しサービスを提供しており、いちばんおすすめです。
・公式ページ
資産額の0.1%以上0.1%刻みで、毎月の取り崩し率の設定ができます。
全世界株式のリターン:年4.5%(インフレ調整後)を毎月取り崩すなら、月0.3%(年3.6%)もしくは月0.4%(年4.8%)のいずれかで取り崩すと良いでしょう。
取り崩したお金は、毎月、全額を楽天銀行に自動で振り込んでもらうように設定することもできます。
・公式ページ
「毎月○%取り崩す」というようなパーセントでの取り崩しはできず、額を指定する(例:月5万円など)取り崩ししかできません。
銀行口座への自動振り込みはおこなっておらず、定期的に証券口座から、銀行口座に手動でお金を動かさなくてはなりません。
・公式ページ