運用にかかるコストには、信託手数料にくわえ、委託手数料・有価証券取引税・保管管理等 の3つがあります。投資信託の中には、信託手数料は安いが、その他の3つのコストが高いファンドもあります。そういった投資信託を避けるため、"運用にかかるコスト"をしっかり確認しておく必要があります。
しかし、"運用にかかるコスト"は、運用報告書にしかかかれていません。(目論見書には "運用にかかるコスト"の一部である、信託手数料しか書かれていません。)
ただ、以前、「運用会社HPで非公開の運用報告書は、販売会社HPで入手」で、運用会社と販売会社の両方のHPで運用報告書が見つからなかった場合、購入前に運用報告書を入手することはできないと解説しました。では、運用報告書が入手できない場合、運用コストの確認はどうすればいいのでしょうか?
それは、投信情報サイト:DFC FUNDGUIDE で確認するといいです。具体的な運用にかかるコストの情報取得ステップは、以下です。
- ※追記(2010/12/14)
現在、DFC FUNDGUIDEでは、運用にかかるコストを調べられなくなっています。したがって、下記の手順は、実行できません。
1. | まず、DFC FUNDGUIDEを表示します。 |
2. | 次に、ファンド検索をします。 |
2-1.上のキーワード入力欄に、希望のファンド名を入力します。 | |
2-2.検索結果から、希望ファンドを選びます。 | |
3. | 希望ファンド情報が表示されたら、3つの項目の一番右:"運用状況"を選びます。 |
4. | そして、下にスクロールした先の右にある"費用の内訳"が、運用にかかるコストです。 |
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