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ETFを使って運用するなら、貸株を併用するとかなりお得

貸株とは、株式を証券会社に貸すことです。株式を貸すことで貸株料が得られます。

私も、松井証券で2009年1月から貸株*をはじめており、現在(2012年9月)までの平均年率は0.48%です。ちなみに、貸した株はTOPIX連動型上場投資信託(証券コード:1306)です。
* 注)松井証券でのサービス名は"預株"

TOPIX連動型上場投資信託の信託報酬は年率:約0.12%ですので、貸株料で信託報酬分をまかなえただけでなく、年0.36%(=0.48%-0.12%)の利益が出たことになります。

しかし、この年平均0.48%という利率は、約束されたものではありません。なぜなら、松井証券の貸株は、貸株されなかった場合に貸株料が発生しないからです。

貸株料は、信用売りをしたい方が証券会社から株式を借りた際に支払う―"逆日歩"から支払われています。逆日歩とは、株式のレンタル料のようなものです。

信用売りとは、借りた株を売る取引です。後に売った株を買い戻し、その差額が利益になります(つまり、信用売り後に株が下がれば株を安く買い戻せるため、利益が出ます)。

ですから、"今後株価が下がるだろう"と予測する方が少なくなると、貸株料が発生しなくなります。実際、株価が低迷していた―直近1年の私の貸株実績は、年0.06%でした。なお、株価が比較的高い水準にあった―はじめの1年間の私の貸株実績は、年1.25%でした。

対して、貸株をおこなっている他の証券会社(SBI証券・カブドットコム証券など)は、預けている株式の時価評価額に応じて必ず貸株料が発生します(年0.1%程度*)。
* TOPIX連動型上場投資信託(証券コード:1306)を貸株した場合








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