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毎月の投資信託の注文を自動化しよう

 投資資産を積み立てるには、毎月注文する必要があります。毎月の給料から、少しずつ積み立てるのが一般的だからです。

 ただ、毎月注文するのは結構面倒です。証券会社が用意する自動積立サービスを使って、自動で毎月積み立てられるようにしておきましょう。

  • 投資資産を積み立てるには、毎月注文する必要がある
  • 毎月注文するのは結構面倒
  • 証券会社の自動積立サービスを使って、自動で毎月積み立てる

投資資産を積み立てるには、毎月注文する必要がある

 投資信託を積み立てて資産を作るには、毎月注文しなければなりません。なぜなら、はじめに投資した額を運用するだけで目標額をためることは難しいからです。そのため、毎月の給料から少しずつ積み立てていく方法方が一般的です。

 投資信託の積立注文をするためには、毎月証券会社にログインし、複数の銘柄に購入注文をだします。

 ただ、この注文作業を、毎月するのは結構大変です。


毎月注文するのは結構面倒

 毎月投資信託の注文を出すためには、まず、決まった時期に注文するのを、忘れないようにしなければなりません。投資のことだけを考えているのであれば、購入注文を忘れることはないのかもしれません。ですが、あなたは投資のことだけを考えているわけにはいきません。仕事や遊びや育児など、やらなければいけないことがたくさんあるからです。

 また、投資額を、投資する銘柄ごとに配分しなければなりません。例えば、あなたの資産の組み合わせが、日本株式を5%・外国株式を45%・日本債券を50%という組み合わせであれば、それに合わせて毎月の積立額を配分しなければならないのです。

 このように、毎月の注文を自分でするのは大変ですから、証券会社が用意している自動積立サービスを利用しましょう。


証券会社の自動積立サービスを使って、自動で毎月積み立てる

 証券会社が用意している自動積立サービスは、購入する銘柄・購入する日をあらかじめ設定しておくことで、自動で投資信託を購入してくれます。自動積立サービスを使えば、指定の都市銀行・地方銀行・ネット銀行などの口座から直接引き落として、投資信託を購入することができます。

 この自動積立サービスの使い勝手は、証券会社ごとに異なります。特に、引き落としに対応する銀行は、選ぶ証券会社によって大きく異なるので注意してください。SBI証券は、都市銀行だけでなく、地方銀行にも幅広く対応しているため、給与口座からの引き落としにおすすめです。

>>SBI証券の引き落とし対応銀行

 また、購入する日をどの程度自由に選べるかも証券会社ごとに異なります。最近は、SBI証券や楽天証券などで、毎日購入するということもできるようになりました。



投資信託自動取り崩しサービスがある証券会社のおすすめランキング

1位:フィデリティ証券
フィデリティ証券

取り崩しの年率を設定すると、毎月取り崩し年率の12分の1の額を取り崩してくれます。

たとえば、全世界株式のリターン:4.5%(インフレ調整後)を設定すると、毎月0.375%(=4.5%÷12ヶ月)ずつ取り崩してくれます。

そのため、取り崩したい年率の、ぴったり1ヶ月分を毎月取り崩すことができます。

取り崩したお金は、毎月設定した額を、設定した銀行口座に振り込んでもらうように設定できます。

ですので、証券会社の都合で、振込先の銀行がしばられません。

現時点でもっともすぐれた取り崩しサービスを提供しており、いちばんおすすめです。

・公式ページ



2位:楽天証券
楽天証券

資産額の0.1%以上0.1%刻みで、毎月の取り崩し率の設定ができます。

全世界株式のリターン:年4.5%(インフレ調整後)を毎月取り崩すなら、月0.3%(年3.6%)もしくは月0.4%(年4.8%)のいずれかで取り崩すと良いでしょう。

取り崩したお金は、毎月、全額を楽天銀行に自動で振り込んでもらうように設定することもできます。

・公式ページ



3位:SBI証券
SBI証券[旧イー・トレード証券]

「毎月○%取り崩す」というようなパーセントでの取り崩しはできず、額を指定する(例:月5万円など)取り崩ししかできません。

銀行口座への自動振り込みはおこなっておらず、定期的に証券口座から、銀行口座に手動でお金を動かさなくてはなりません。

・公式ページ













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