投資信託の保有で貯めたSBIポイントは、現金に交換することができます。交換した現金を再投資することで、より資産を増やすことができます。
ただ、SBIポイントを現金に交換すると、目減りしてしまいます。この記事では、できるだけ目減りさせずに、SBIポイントを現金に交換する方法を解説します。
SBIポイントは、現金に交換することができる
投資信託の保有で貯めたSBIポイントは、他社のポイント(Tポイント・nanacoポイント)や、現金に交換することができます。SBIポイントをTポイント・nanacoポイントに交換する場合、ポイントの目減りなしで交換できます。一方、SBIポイントを現金に交換する場合、ポイントが目減りします。
SBIポイントを現金に交換して、そのお金を投資信託に再投資することで、資産をより大きく増やせます。再投資することで、資産が複利で増えていくからです。投資信託の保有でもらえるSBIポイントは、保有額の年率:0.05%~0.1%とそんなに多くありませんが、それでも複利の効果は大きいです。
ただ、SBIポイントを現金に交換すると、少なくても15%目減りしてしまいます。
SBIポイントを現金に交換すると目減りしてしまう
SBIポイントを現金に交換する場合、交換した現金を「どの銀行に振り込んでもらうか」によって、交換レートが変わります。住信SBIネット銀行に振り込んでもらう場合、SBIポイントは、ポイントの85%の現金と交換できます(15%の目減り)。それ以外の銀行に振り込んでもらう場合、SBIポイントは、ポイントの80%の現金と交換できますが(20%の目減り)、さらに、換金手数料が165円かかります。
上記のように、SBIポイントは、現金に交換する際のレートがよくありません。そのため、直接現金に交換するのは、おすすめできません。
SBIポイントを再投資して、より資産を増やしたい場合、できるだけ目減りさせずに換金したいところです。
できるだけ目減りしないように換金しよう
SBIポイントを、できるだけ目減りしないように現金に交換にするには、以下の手順で交換しましょう。まず、SBIポイントをTポイントに交換します。次に、交換したTポイントを使って、Yahoo!ショッピングでJCBギフトカードを買います。
Yahoo!ショッピングでJCBギフトカードを買う場合、「チケッタ」という店で買うのがおすすめです。JCBギフトカードをもっと安く買えるショップがある場合もありますが、金券をあつかうので、安さだけを追い求めるのはやめた方がいいと思います。信用できるショップで買いましょう。こうすることで、不要なトラブルを避けることができます。
チケッタの場合、3万円未満のJCBギフトカードを買った際の送料は、200円です。なお、この送料の場合は、配送中に紛失した場合などの補償がありません。紛失した際の補償が欲しければ、補償がある配送方法も選べます。ただし、補償ありの配送方法の場合は、送料が500円に上がります。
Tポイントを11,000ポイントためてから、チケッタでJCBギフトカードを買った場合の還元率は以下です*1。送料200円の配送方法を選んだ場合の還元率は、93.5%です。計算式は、「10,000JCBギフトカード÷(10,500Tポイント+200Tポイント:送料)×100(%)=93.45794393%」です。送料500円の配送方法を選んだ場合の還元率は、90.9%です。計算式は、「10,000JCBギフトカード÷(10,500Tポイント+500Tポイント:送料)×100(%)=90.90909091%」です。
*1 10,000円分のJCBギフトカードを、10,500Tポイントで買った場合の還元率です。