バランス型投資信託に、ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)というファンドがあります。ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)は、4つの資産に25%ずつ分散投資しています。4つの資産とは、国内株式・国内債券・外国株式・外国債券です。投資対象は、各資産のインデックスファンドです。インデックスファンドに投資しているため、信託手数料は非常に安い(年0.219%:税抜)です。
ただ、インデックスファンドに投資するバランスファンドは、ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)だけではありません。なぜ、ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)がおすすめだと言えるのでしょうか?
いそがしい人に最適なファンドだからです。いそがしい人に最適だと言える理由は、管理に気を配る必要がないからです。具体的には、以下です。
値動きの安定性が高い
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)は、管理に気を配る必要がないため、いそがしい人に最適であると解説しました。2つ理由を挙げましたが、まずは、"値動きの安定性が高い"について解説していきます。
値動きの安定性が高いことは、いそがしい人にとって重要なことだと言えます。なぜなら、大きな相場変動が起こった場合、値動きが気になって、他のことが手につかないことがないからです。大きな相場変動が起こった場合に、ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)は、値動きの安定性が高いでしょうか?
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)の値動きの安定性は、高いです。値動きの安定性を高くできる理由は、さまざまな相場変動の影響を、軽減できる投資配分だからです。
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)は、為替変動の影響を少なくできる投資配分になっています。それは、国内と外国の資産に半分ずつ投資しているからです。また、ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)は、金利変動の影響を少なくできる投資配分です。なぜなら、国内と外国の資産を、さらに株式と債券に半分ずつ投資しているからです。
図:ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)のポートフォリオ
運用の管理が楽
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)は、値動きの安定性が高いため、いそがしい人に最適だと解説してきました。
また、ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)は、購入後の運用管理の面でも優れています。
ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)の運用管理は、楽です。管理が楽な理由は、リバランスの必要がないからです。
投資信託をばらで買った場合、資産価値のバランスがくずれたら、自分でリバランスする必要があります。ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)は、バランスファンドなので、資産価値のバランスがくずれたら、ファンドが自動的にリバランスをしてくれます。したがって、ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)を買った投資家は、リバランスをしなくても済むため手間がかかりません。
* リバランスとは、ファンドの価格変動などでポートフォリオのバランスがくずれてしまった場合に、ポートフォリオのバランスを元に戻すことです。詳しくはこちら→リバランスとは(別窓で開く)
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