投資信託ガイドTop > 投資信託の計算 > 1年を超える期間の―リターンの計算式

« 松井証券で預株(貸株)をはじめるまでの手順 | メイン | 1年を超える期間の―リスクの計算式 »

1年を超える期間の―リターンの計算式

 ファンドなどの過去のリターンデータは、簡単に入手できます。*入手できる場所には、以下があります。まず、投資信託情報サイトの"モーニングスター"です。さらに、運用会社で公開されている―"運用レポート"などがあります。
* 自分で、ファンドなどのリターンを計算する方法もあります。→希望の期間のリターンデータ取得方法別窓

 ただ、入手できるデータは、1年あたりの数値です。モーニングスターでの表記を、例に挙げてみましょう。例えば、"パフォーマンス情報"の"3年のトータルリターン"が、5%と表記されていたら、過去3年の1年あたりのリターンは5%だったという意味です。また、"パフォーマンス情報"の"5年のトータルリターン"が3%と表記されていたら、過去5年の1年あたりのリターンは3%だったという意味です。
 しかし、全ての人の想定運用年数が、1年とは限りません。想定運用年数例としては、1年・5年・10年・20年などが考えられます。では、どうすれば、自分の想定運用年数の―リターンデータが入手できるのでしょうか?

 1年あたりのリターンを、想定運用年数のリターンに変換すればいいです。具体的な計算式は、(1+期待リターン)^想定運用年数-1 です。なお、以下の計算例に使用した数値は、(1)期待リターン:5%(2)想定運用年数:5年 です。

図:想定運用年数のリターン計算例
想定運用年数のリターン計算例
補足1:エクセルで計算する場合、乗数の計算は、^の記号で行う。
補足2:上記の方法は、複利計算である。(=分配金や、配当などは全額再投資している。)

    わき道にそれますが、googleの検索窓に、計算式を入力しても計算できます。



投資信託自動取り崩しサービスがある証券会社のおすすめランキング

1位:フィデリティ証券
フィデリティ証券

取り崩しの年率を設定すると、毎月取り崩し年率の12分の1の額を取り崩してくれます。

たとえば、全世界株式のリターン:4.5%(インフレ調整後)を設定すると、毎月0.375%(=4.5%÷12ヶ月)ずつ取り崩してくれます。

そのため、取り崩したい年率の、ぴったり1ヶ月分を毎月取り崩すことができます。

取り崩したお金は、毎月設定した額を、設定した銀行口座に振り込んでもらうように設定できます。

ですので、証券会社の都合で、振込先の銀行がしばられません。

現時点でもっともすぐれた取り崩しサービスを提供しており、いちばんおすすめです。

・公式ページ



2位:楽天証券
楽天証券

資産額の0.1%以上0.1%刻みで、毎月の取り崩し率の設定ができます。

全世界株式のリターン:年4.5%(インフレ調整後)を毎月取り崩すなら、月0.3%(年3.6%)もしくは月0.4%(年4.8%)のいずれかで取り崩すと良いでしょう。

取り崩したお金は、毎月、全額を楽天銀行に自動で振り込んでもらうように設定することもできます。

・公式ページ



3位:SBI証券
SBI証券[旧イー・トレード証券]

「毎月○%取り崩す」というようなパーセントでの取り崩しはできず、額を指定する(例:月5万円など)取り崩ししかできません。

銀行口座への自動振り込みはおこなっておらず、定期的に証券口座から、銀行口座に手動でお金を動かさなくてはなりません。

・公式ページ













カテゴリー一覧

Powered by
Movable Type 4.292