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投資信託の移管手続き

 最近、投資信託を保有するだけでポイントがもらえるサービスが、相次いで開始されています。*ポイントサービスをおこなっている代表的な証券会社は、SBI証券・楽天証券・マネックス証券です。
* おすすめの投資信託の保有ポイントサービスを解説した記事はこちら→投資信託を保有して、ポイント還元できる証券会社では、SBI証券がおすすめ

 ただ、投資信託の保有によるポイントサービスを受けるには、そのサービスをおこなっている証券会社で、投資信託を保有していなくてはなりません。なぜなら、投資信託の保有でポイントがもらえる―サービスの対象が、その証券会社に預けている投資信託だけだからです。そのため、現在、他社で投資信託を保有している場合、投資信託の移管手続きをする必要があります。では、どうやって、投資信託の移管手続きをすればいいのでしょうか?

 投資信託の移管手続きの方法は、以下です。

1.まず、現在、預け入れている証券会社に、移管手続きの書類を請求します。移管手続きに必要な書類は、以下です。特定口座に預け入れている場合は、「特定口座内保管投資信託受益証券移管依頼書」が必要です。一般口座に預け入れている場合は、「投資信託受益証券口座振替依頼書」が必要です。
2.次に、預け入れている証券会社に、書類を提出します。**
** 移管先の証券会社にも口座を開設済みでないと、移管手続きはできません。
    わき道にそれますが、"移管しようとしている投資信託が、移管先の証券会社で取り扱われていない場合"―移管できません。



投資信託自動取り崩しサービスがある証券会社のおすすめランキング

1位:フィデリティ証券
フィデリティ証券

取り崩しの年率を設定すると、毎月取り崩し年率の12分の1の額を取り崩してくれます。

たとえば、全世界株式のリターン:4.5%(インフレ調整後)を設定すると、毎月0.375%(=4.5%÷12ヶ月)ずつ取り崩してくれます。

そのため、取り崩したい年率の、ぴったり1ヶ月分を毎月取り崩すことができます。

取り崩したお金は、毎月設定した額を、設定した銀行口座に振り込んでもらうように設定できます。

ですので、証券会社の都合で、振込先の銀行がしばられません。

現時点でもっともすぐれた取り崩しサービスを提供しており、いちばんおすすめです。

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2位:楽天証券
楽天証券

資産額の0.1%以上0.1%刻みで、毎月の取り崩し率の設定ができます。

全世界株式のリターン:年4.5%(インフレ調整後)を毎月取り崩すなら、月0.3%(年3.6%)もしくは月0.4%(年4.8%)のいずれかで取り崩すと良いでしょう。

取り崩したお金は、毎月、全額を楽天銀行に自動で振り込んでもらうように設定することもできます。

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3位:SBI証券
SBI証券[旧イー・トレード証券]

「毎月○%取り崩す」というようなパーセントでの取り崩しはできず、額を指定する(例:月5万円など)取り崩ししかできません。

銀行口座への自動振り込みはおこなっておらず、定期的に証券口座から、銀行口座に手動でお金を動かさなくてはなりません。

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