店舗型の証券会社の場合、幅広い入出金方法が用意されていることが多いです。店舗型の証券会社の入出金方法は、以下です。まず、店舗型の証券会社への入金方法は、多くの場合、"即時入金"・"銀行振り込み"・"ATMでの入金"が用意されています。次に、店舗型の証券会社からの出金方法は、多くの場合、"指定した銀行に振り込んでもらう"・ATMでの出金"が用意されています。
一方、ネット証券の場合、店舗型の証券会社ではおこなえる―ATMを使った入出金ができないことが多いです。
ただ、即時入金が優秀であるため、"入金"の際にATMが使えないのはあまり問題ではありません。即時入金での入金と、ATMでの入金の比較は、以下です。まず、即時入金での入金は、ネット上の操作で簡単に実行できて、振込手数料もかかりません。また、ATMでの入金は、ATMまで行く必要があり、振込手数料がかかります。
しかし、証券口座からその日の内にお金を引き出すことができないため、"出金"の際にATMを使えないのは望ましくありません。ATMを使えないと、証券口座からその日の内にお金を引き出すことができない理由は、(1)ATMでの出金がおこなえない場合、証券会社に"指定した銀行への振り込み"を依頼するしかありませんが、(2)証券会社に"指定した銀行への振り込み"を依頼した場合、翌営業日(依頼時間よっては翌々営業日)に振り込まれる―からです。
そのため、ネット証券の口座を開くなら、急にお金が必要になったときにすぐお金を引き出せる―"ATMでの出金ができる証券会社"がいいでしょう。では、大手ネット証券は、ATMによる入出金ができるのでしょうか?
以下の表で、大手ネット証券のATMによる入出金の可否をまとめました。
図:大手ネット証券のATMによる入出金
証券会社名 (公式ページ) | ATMによる入出金 | 使用できるATM |
---|---|---|
SBI証券 | ○ | ゆうちょ銀行のATM セブン銀行のATM |
マネックス証券 | ○* | ゆうちょ銀行のATM セブン銀行のATM セゾンのATM |
auカブコム証券 | × | - |
楽天証券 | × | - |
松井証券 | × | - |
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