投資信託ガイドTop > リバランス > リバランスのリターン上昇のしくみ

« バランスファンドは、グローバル・インデックス・バランスファンド(投資生活)がおすすめ | メイン | 外国株式(海外ETF)の譲渡所得の税金計算 »

リバランスのリターン上昇のしくみ

 「リバランスの効果」で、リバランスをおこなうと、リバランスをおこなわなかった場合に比べ、リターンが高くなる―というデータがあることを解説しました。

 ただ、リバランスは、資産の比率のバランスを調節するだけです。リバランス実行時におこなうことは、(1)ポートフォリオの状況を確認し、(2)ファンドの売買をする(比率が下がっているものを買い、比率が上がっているものを売る)―の2つです。では、なぜ、リバランスで、リターンが上昇したのでしょうか?

 それは、リバランス実行時に、有利な価格で取引できたからです。有利な価格で取引できた理由は、以下です。なお、以下は、"リバランスの売却時"の場合です。

 リバランスの売却時には、"比率が上がった資産"を売ります。"比率が上がった資産"は、保有している他の資産に比べ、相対的に価格が高くなっています。したがって、リバランスをおこなうことで、相対的に高い価格で―資産が売却できます。
※ "リバランスの購入時"は、同じ理屈で、相対的に安い価格で―資産が購入できます。

図:リバランスのリターン上昇のしくみ
リバランスのリターン上昇のしくみ



投資信託自動取り崩しサービスがある証券会社のおすすめランキング

1位:フィデリティ証券
フィデリティ証券

取り崩しの年率を設定すると、毎月取り崩し年率の12分の1の額を取り崩してくれます。

たとえば、全世界株式のリターン:4.5%(インフレ調整後)を設定すると、毎月0.375%(=4.5%÷12ヶ月)ずつ取り崩してくれます。

そのため、取り崩したい年率の、ぴったり1ヶ月分を毎月取り崩すことができます。

取り崩したお金は、毎月設定した額を、設定した銀行口座に振り込んでもらうように設定できます。

ですので、証券会社の都合で、振込先の銀行がしばられません。

現時点でもっともすぐれた取り崩しサービスを提供しており、いちばんおすすめです。

・公式ページ



2位:楽天証券
楽天証券

資産額の0.1%以上0.1%刻みで、毎月の取り崩し率の設定ができます。

全世界株式のリターン:年4.5%(インフレ調整後)を毎月取り崩すなら、月0.3%(年3.6%)もしくは月0.4%(年4.8%)のいずれかで取り崩すと良いでしょう。

取り崩したお金は、毎月、全額を楽天銀行に自動で振り込んでもらうように設定することもできます。

・公式ページ



3位:SBI証券
SBI証券[旧イー・トレード証券]

「毎月○%取り崩す」というようなパーセントでの取り崩しはできず、額を指定する(例:月5万円など)取り崩ししかできません。

銀行口座への自動振り込みはおこなっておらず、定期的に証券口座から、銀行口座に手動でお金を動かさなくてはなりません。

・公式ページ













カテゴリー一覧

Powered by
Movable Type 4.292