「積み立て資金の枯渇の回避」で、取り崩し方法は、"定率での取り崩し"が良いと解説しました。記事では、"定率での取り崩しは、期待リターンに応じた―取り崩し額を維持できるため、望ましい"―と解説しました。
上記の記事に挙げた例では、取り崩し額を"年額"としていました。
ただ、年に一回の取り崩しでは、取り崩し額が、相場の影響を大きく受けてしまいます。取り崩しを年に一回しかおこなわない場合に、相場の影響を大きく受けてしまう理由は、(1)取り崩しを年に一回しかおこなわない場合、取り崩しを一年分まとめておこなうことになりますが、(2)取り崩しを一年分まとめておこなうと、その取り崩しをおこなった時の―相場の影響を一年通して受けることになるからです。
したがって、相場の影響を軽減するために、取り崩す期間は分散した方が良いです。では、投資信託の取り崩しは、どの程度の頻度でおこなえばいいのでしょうか?
毎月がベストですが、面倒な場合は、半年に1回でも良いでしょう(取り崩し額を"月額"、もしくは"6ヶ月分の額"で計算する)。
図:投資信託の取り崩し頻度による―相場の影響
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取り崩しの年率を設定すると、毎月取り崩し年率の12分の1の額を取り崩してくれます。
たとえば、全世界株式のリターン:4.5%(インフレ調整後)を設定すると、毎月0.375%(=4.5%÷12ヶ月)ずつ取り崩してくれます。
そのため、取り崩したい年率の、ぴったり1ヶ月分を毎月取り崩すことができます。
取り崩したお金は、毎月設定した額を、設定した銀行口座に振り込んでもらうように設定できます。
ですので、証券会社の都合で、振込先の銀行がしばられません。
現時点でもっともすぐれた取り崩しサービスを提供しており、いちばんおすすめです。
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資産額の0.1%以上0.1%刻みで、毎月の取り崩し率の設定ができます。
全世界株式のリターン:年4.5%(インフレ調整後)を毎月取り崩すなら、月0.3%(年3.6%)もしくは月0.4%(年4.8%)のいずれかで取り崩すと良いでしょう。
取り崩したお金は、毎月、全額を楽天銀行に自動で振り込んでもらうように設定することもできます。
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「毎月○%取り崩す」というようなパーセントでの取り崩しはできず、額を指定する(例:月5万円など)取り崩ししかできません。
銀行口座への自動振り込みはおこなっておらず、定期的に証券口座から、銀行口座に手動でお金を動かさなくてはなりません。
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