投資信託で資産を築くには、毎月決まった額を積み立てていく方法がおすすめです。具体的には、月2万円を積み立てる・月5万円を積み立てる―といった具合です。
ただ、価格が安くなった時を見計らって買い、価格が高くなったら売るという―"タイミング投資"の方が効率的ではないか? と思われる方がおられるかもしれません。では、タイミング投資はすべきなのでしょうか?
タイミング投資は労力に見合わないため、すべきではありません。タイミング投資は、労力に見合わない理由は、以下です。
(1)競争相手が強力だから
高度な金融知識を持ち、専用のソフトを駆使する―世界中のプロが最も良いタイミングで投資をしようとしています。タイミング投資で利益を上げるには、それらの運用のプロよりうまく取引をしなければなりません。
(2)競争に勝っても成果は少ないから
万が一運用のプロよりうまく取引できたとしても、売買タイミングが運用益に与える影響は"1~2割程度"しかありません。*
* 参考→長期投資のリターンを決める要素
図:労力に見合わないタイミング投資
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