投資信託ガイドTop > 投資信託の実践 > リターン・リスクの計算が苦手でも分散投資

« 配当金相当額は、二重課税になる | メイン | 証券会社のポイントのため方 »

リターン・リスクの計算が苦手でも分散投資

 複数銘柄を組み合わせた場合、リターン・リスクの計算は複雑になります。複数銘柄を組み合わせた場合の、リターン・リスクの計算方法は、以下です。
(1)複数銘柄を組み合わせた場合の―リターンの計算方法は、(ア)各資産で"投資割合×リターン"の計算をし、(イ)最後に全ての計算結果を合計します*。
(2)複数銘柄を組み合わせた場合の―リスクの計算方法は、(ア)組み合わせた資産全体の分散を計算し、(イ)計算結果を標準偏差(=リスク)に変換します**。
* 詳しくはこちら→資産を組み合わせた場合のリターン計算
** 詳しくはこちら→資産を組み合わせた場合のリスク計算

 ただ、"複数の投資対象に分散して投資すること"は、リスク(=値動きの幅)を軽減するためにどうしても必要です。複数の投資対象への分散投資が、リスク軽減に必要な理由は、(1)1つの投資対象への集中投資は、値動きが大きくなりますが、(2)複数の銘柄へ分散投資すると、各々の銘柄の値動きが相殺しあうため、値動きが小さくなる***―からです。
*** リスク軽減効果は、投資対象の組み合わせによって異なります。
 しかし、できるだけ難しい計算をせずに、分散投資したいと思うでしょう。では、難しい計算をすることなく、分散投資するにはどうすればいいのでしょうか?

 あらかじめ複数の銘柄にバランスよく分散投資している―以下のような投資信託に投資するといいでしょう。

4種類のインデックスファンドにバランスよく投資する「ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)」
https://teiiyone.com/blog/2007/12/post_164.html

 上記の商品は、はじめから複数の銘柄にバランスよく分散投資されていますので、リスクが低くなっています。また、コストも、バランスファンドの中でかなり安い方に分類されます。








カテゴリー一覧

Powered by
Movable Type 4.292